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【田村岳斗】
1979年5月28日生まれ。
プロスケーター&コーチとして活躍する男子フィギュアスケーターの第一人者。
高校3年時(1998年)に長野五輪出場。全日本選手権優勝2度の実績を持つ。現在は、関西を拠点に、未来のメダリスト育成に務める。
一昨日当たりから、花粉症かな? という症状が出始めました。
まだ2月なのにと思っていたら、周りでも症状が出たという人がいました。
自覚症状が出たのは5歳の頃からで、
当時は目が赤くなって痒くて痒くてつい掻いてしまうという感じでした。
ところが、フィギュアスケートを始めると、何かを我慢をすることを覚え、
痒くてもあまり目を掻かないようになりました。
それに、スケートリンクは外から遮断されているので、
フィギュアスケートによって花粉症から救われたところが多分にあります。
これがもし野外のスポーツだったら、とてもではないけれど、
試合に向かうことすら難しかったかもしれません。
それでも、選手時代は、花粉症の影響がありました。
ドーピング検査があるので、薬を飲むわけにもいきませんし、
夜眠れない時があり、そういった時は翌日に影響します。
今もリンクにいればすべて大丈夫というわけでもなく、
年に何回かは鼻水とくしゃみが止まらないことがあります。
フィギュアスケートで救われたことがもう1つありました。
子供の頃すごく神経質な時期があって、左右非対称がすごく気になりました。
例えば、長袖のシャツをめくるとき、
左右の長さが違うとそれが気持ち悪く感じてしまうのです。
そうは言っても、フィギュアスケートは、リンクを回ることも、
ジャンプもスピンも左右同じように回れるわけではありません。
練習をしていく内に、それも克服されました。
そのせいかどうかわかりませんが、サッカーで蹴るのは左足。
バスケでドリブルをするのは左手で、シュートは右手の方が得意でした。
野球は右投げで右打ちでしたが、気持ち悪くて左打ちも練習しました。
箸を持つのは右手で、ハサミを使うのは左手でした。
これがフィギュアスケートで役に立ったのかどうかはわかりませんが、
僕の持病に対して、フィギュアスケートは多いに役に立っています。
左利きの人。ジャンプやスピンも両方向にまわれますが、
僕みたいに神経質なわけではありません。
ミズノの新しいアップシューズでゴキゲンです。
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