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フィギュア スケート コラム 2025年4月1日

浅田真央 後編「どんな形であってもフィギュアスケートと共に歩んでいく」 | フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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「MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI」のメインリンクで一緒に滑る2人

「MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI」のメインリンクで一緒に滑る2人

フィギュアスケートファンの“もっと選手の素顔を知りたい!”という熱い想いに応えるべくスタートした、「フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋」。元アイスダンサーであり世界を股にかけ活躍するコレオグラファー(振付師)宮本賢二が日本を代表するトップスケーターをゲストに迎えてお届けします。

今回のゲストは浅田真央さん。幼い頃から天才少女と呼ばれ、日本の女子フィギュアスケート界を牽引。今もなお多くのファンに愛されている浅田さんがスケートリンクをオープン。長年の夢だった「MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI」を舞台に、KENJIの部屋をお届けします。

ここでは番組の書き起こしコラムを全4回に分けてお届け。4回目は、「MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI」のメインリンクで滑りながら、指導者としての思いを聞いていきます。

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指導者としての思いを語る

浅田:ここがメインリンクです。キレイですよね。誰もいないリンクって緊張するんです。

KENJI:空気が澄んでいるし、本当にキレイ。

浅田:KENJI先生は、どちらの足から入るって決めていますか? 私は左です。

KENJI:俺も左足。氷は、固めとか柔らかめってあるの?

浅田:ここは、どうかな。私は柔らかめが好きです。

KENJI:柔らかいとエッジ系が。

浅田:はまりやすいですよね。

KENJI:2人で滑るのは、久々じゃないんだよね。でも私服で滑るのは違和感がない?

浅田:いつもは練習着だから、そうですね。2人で滑るのはフレンズオンアイス以来。8〜9月だったので4か月ぐらいですかね。

KENJI:リンク周りが黒だと引き締まる感じがする。

浅田:すごく集中できますよね。大会もかっこいい会場というイメージでできるかなと思っています。

KENJI:真央ちゃんはアップってどういうのをやるの?

浅田:ローリー(ニコル)から教えてもらったものを受け継いで、選手時代から続けています。

子どもたちに愛を届けたい

心に残っている言葉を話す浅田さん

山田先生に言われた言葉を今も大切にする浅田さん

KENJI:真央ちゃんもいろいろな方に教わってきたと思うんですけれども、思い出に残っている指導者の言葉はありますか?

浅田:いろいろあるんですけど、山田満知子先生から子どもの頃に「愛されるスケーターになりなさい」って言われたんですね。先生がそう言っているのは知ってたいたんですけど、でも当時の私にとっては、勝つことが何より優先で。でも、今になると、自分がここまで来られたのは、本当に応援してくださる皆さんのおかげ。先生が言っていた「愛されるスケーターに」ということはすごく大切なんだなと思いました。

KENJI:大切だし、今、そうなっているよね。

浅田:本当に多くの皆さんに支えてもらって、応援してもらえました。すごく助けられましたし、本当に感謝、感謝です。それに、満知子先生やたくさんの先生に習ってきましたが、皆さんからそれぞれ、本当にたくさんの愛を私はいただきました。いつか指導者になったら、愛だけは忘れずに、子どもたちに愛を届けたいなと思っています。

KENJI:なれるんじゃない。愛を持って厳しいことも言う。

浅田:そうですね。愛を持って。それが何より、今の楽しみです。

KENJI:真央ちゃんの第3章をこれからも楽しみにしています。これからもがんばってください。そして、今日は貴重な話をありがとうございました。

浅田:ありがとうございました!

収録を終えて

浅田:私自身もこうして選手時代から今を振り返ることがないので、いろいろなことがあったなと、改めて思いました。そして、KENJI先生とはじめて長くお話をしたんですけど、KENJI先生も引退されてからスケート界にすごく貢献されています。私もスケート界に恩返しをしていきたいなと強く思いました。

KENJI:話していくうちに昔のことも思い出せたし、真央ちゃんとはじめて長く話しましたが、すごく話しやすくて、とても楽しかったですね。真央ちゃんの長い歴史を一緒に見られたのもうれしかったです。印象的だったのは、真央ちゃんがすぐに返事ができない時は「うーん」って止まるんですよね。今、「返事に困ってるんだな」というのがすぐにわかりました。自分でも「自分はわかりやすい」と話していましたけど、そういう面が座長としても生かされているんだろうなと思います。それからやっぱり笑顔ですよね。いつも周りを笑顔にしてくれる素敵な笑顔も印象的。これからも体調とケガには気をつけて、真央ちゃんの求める素晴らしいスケートを、全国の子どもたちにたくさん伝えていってほしいなと思います。

ファンへのメッセージ

ファンへのメッセージ

ファンへのメッセージ

浅田:「MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI」がついに完成しました。私はこれからも、どんな形であってもフィギュアスケートと共に歩んでいくと思いますので、これからの私の挑戦をいろいろな方に見てもらえたらうれしいです。

文:J SPORTS編集部

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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