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フィギュア スケート コラム 2023年3月3日

來田奈央&森田真沙也組が2度目のジュニア世界選挑戦で上位進出を狙う | ISU世界ジュニアフィギュアスケート選手権2023 アイスダンス プレビュー

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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來田奈央&森田真沙也組

來田奈央&森田真沙也組

チェコに史上初めてのジュニア世界選手権アイスダンスのメダルがもたらされるかもしれない。シニアの欧州選・世界選あわせても、ISUチャンピオンシップでメダルを獲得したのは、60年近く前に世界選4連覇を果たしたエヴァ・ロマノワ&ヴェル・ロマンの兄妹組のみ(当時はチェコスロヴァキア)。2023年大会でカテリナ・ムラズコワ&ダニエル・ムラゼクの兄妹組が追い求めるのは、もちろん、ジュニアグランプリファイナルで獲り損ねた金色のメダルだ。

目を見張るほどの鮮やかなスピードを誇る。なにも氷の上だけの話ではない。ほんの3シーズン前までは男子シングル選手としてJGPやユース五輪に参戦していた兄19歳と、妹16歳のカップルは、アイスダンサーとして公式戦デビューを果たしてからたったの丸2年。選手としても猛スピードで成長し続ける2人は、今季のジュニアGPイタリア杯で、リズムダンスのジュニア歴代最高得点71.87点を記録した。JGPチェコ杯で叩きだしたトータル176.26点も、ジュニアのシーズン最高得点だ。

あまりに急速に成長しすぎたせいか、JGPファイナルでは「経験不足」に苦しんだ。RD・FDともに2人揃って転倒。RDは「目新しいものに挑戦しよう」と取り入れたムラズコワの魅惑的な深紅のロングドレスが、惨事を引き起こし、FDは「何とか取り戻そう」とナーバスになりすぎてリフト崩壊……。

減点4ながら銅メダルという事実が、皮肉なことに、ムラズコワ&ムラゼク組の凄まじい強さを証明している。とにかくこの失敗から学び、「ドレスはもう少し短めに作り替える」のだとか。またトリノでは「初めて会ったカップルだらけ」で威圧されてしまったティーンエイジャーだけれど、カナダのカルガリーでは、そんな緊迫感も薄らいでいるはずだ。

その「ムラズ」組が初めて会ったカップルのひとつこそが、ナディア・バシェスカ&ピーター・ボマン組(カナダ)だった。ウクライナ生まれと英国生まれの2人は、すでに昨ジュニア世界選で銅メダルを勝ち取った経験を持つ。

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