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フィギュア スケート コラム 2023年2月8日

凄まじくハイレベルで、熾烈で、華麗な戦いに期待!本気のアメリカ&カナダに日本カップルが挑む | ISU四大陸フィギュアスケート選手権2023 アイスダンス プレビュー

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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村元哉中&高橋大輔組

村元哉中&高橋大輔組

グランプリファイナル覇者パイパー・ギレス&ポール・ポワリエ組(カナダ)の欠場(ギレスが虫垂炎手術から復調中)は残念だけれど……アメリカも、カナダも、もちろん日本も、自国が誇る最強カップルたちをこぞって2023年四大陸選手権に送り込む。凄まじくハイレベルで、熾烈で、華麗なアイスダンスの戦いが繰り広げられる!

金メダルに最も近い場所にいるのは、間違いなく、地元アメリカ組のマディソン・チョック&エヴァン・ベイツ組。今大会ではすべてにおいて傑出している。正確で緻密な技術力も、美と個性とを共存させた表現力も。コンセプトから衣装まで細部にこだわり、完璧に築き上げられた独自の世界観も。

チーム結成12年目の今季は、少々スロースタートだった。しかもフリーダンスのプログラムを途中で作り変えたせいか、GPシリーズ中はいまだ完成には遠かった。

ただし人生4度目のGPファイナル銀メダルは、チョック&ベイツ組にとっては、念願の世界制覇へ向けた「過程」に過ぎなかったようだ。4勝目をつかんだ全米選手権では、一気に完成度を上げてきた。特に「火と空気」の精霊を表現するフリーダンスは、振り付けが細かく変更され、魅力がさらに増した。

過去6度の四大陸では、すべて表彰台に上がっている。五輪優先の昨季は不出場ではあるものの……出場した大会だけを見れば、いわゆる2連覇中。チョック&ベイツ組が本来の美しい滑りさえ実現すれば、3度目の優勝は自然についてくる。

今シーズンに入って、急激に存在感を増しているのが、カナダのロランス・フルニエ・ボードリー&ニコライ・ソレンセン組だろう。「チョクベイ」を打ち破り、NHK杯で初めてのGP大会金メダルを手に入れた。GPフランス杯でも銀をつかみ、確かな実力を再証明した。

デンマーク所属として活動を始めながらも、国籍問題で難航し、カナダに所属を移して5シーズン目。一昨年にはソレンセンが無事にカナダパスポートを取得し、カナダ代表として冬季五輪へも出場した。それだけに年明けのカナダ選手権で、頂点に立てたことは、感動が大きかった。

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