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フィギュア スケート コラム 2022年1月27日

第71回全国高等学校スケート競技・アイスホッケー競技選手権大会(インターハイ)フィギュアスケート競技 男子シングルレビュー

フィギュアスケートレポート by 中村康一(Image Works)
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3位 吉岡希

3位 吉岡希

演技の出だしは良かった。4トウ+2トウのコンビネーションから入り、トリプルアクセルまで3本のジャンプを成功。しかし後半、ジャンプのミスが目立ち、全体としては不満の残る出来栄えとなってしまったと反省していた。ただ今季は表現面での進歩が見られたシーズンだったように感じる。以前はジャンプは得意だが、振付を踊ることが苦手な選手だった。

「長光先生、佐藤操先生に教えていただいて、皆から良くなったと言ってもらえて、下の点数(PCS)も出るようになりました。長光先生のレッスンや、佐藤操先生の振付指導は、しんどいんですけど頑張って良かったと思っています」

今季はフリーで良い演技ができていないと反省の言葉を口にするが、「練習では本当に良くなっている」とも話してくれた。今後、どんなところを伸ばしたいか、との質問には、
「伸ばしたいところしかないです。全日本選手権で羽生選手を見て、そこからやる気が出て、練習を頑張ったんです。羽生選手は凄すぎて、自分とは領域が違うな、と思いました。どの選手ももちろん上手いんですけど、羽生選手は特に凄かったと思います。全日本に出れて良かった。全日本が終わってから、4サルコウも4トウループも練習してて、調子は良かったんですけど、インターハイ直前から4回転の軸が分からなくなりました。いつもフリーをボロボロにしてしまうので、来季はフリーの安定感を上げたいです」

4月からは大学生になる。

「やばいです。勉強も大変だと聞いているので。最後のインターハイ、楽しかったです」

吉岡選手に限らず、多くの選手から「楽しかった」との言葉が聞かれた。いい思い出になったようだ。大学生になってのさらなる飛躍を期待したい。

4位 鈴木零偉

4位 鈴木零偉

ミスはあったものの、クリーンに決まったジャンプの着氷が実に綺麗、つなぎも丁寧。そうしたところを評価されての4位入賞だ。

「昔はスケーティングが全然駄目で、PCSも他の選手に全然負けてたんですけど、やばいな、と感じて、2年前からスケーティングの練習を毎日1時間はするようにして、最近PCSが伸びてきたな、と実感しています」

昔からローカル大会で観てきた選手だが、最近印象が変わったと感じていた。その背景にはこんな努力の積み重ねがあったのだ。今回の演技で、最も難度の高いジャンプは3サルコウ+3トウだった。より高難度のジャンプへの取り組みについて聞いた。

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