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フィギュア スケート コラム 2021年4月5日

【レビュー:ISU世界フィギュアスケート選手権2021 アイスダンス】 五輪の出場枠を2人の絆でたぐりよせた小松原美里&ティム・コレト組 シニツィナ&カツァラポフ組が混戦の中初優勝!

フィギュアスケートレポート by 野口 美恵
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北京五輪の出場枠をかけたフィギュアスケートの世界選手権。連覇中のガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン組(フランス)が今年1月、コロナ禍のなか十分な準備が出来ていないとして、欠場を表明。金メダルの最終力候補が抜けたことで、混戦が予想された。

小松原美里&ティム・コレト組

まず、日本の小松原美里&ティム・コレト組は、五輪枠1つを獲得する、見事な滑りだった。2人の持ち味であるダイナミックな滑りと、やわらかな空気感が、ストックホルムの会場を満たした。リズムダンス18位、フリーダンス20位での19位。日本代表にふさわしい、頼もしい演技だった。2人は16年からカップルを結成し、17年1月に入籍。10年11月に、五輪出場の要件となる日本国籍取得を取得した。まずはこの世界選手権で出場枠を取ることが、夢へのかけ橋だった。
「全日本選手権の会見では『2枠』取るつもりなんて大口をたたいて、自分を奮い立たせることでここまで来ることが出来ました。世界ランキングやポイントからすると1枠ぎりぎりのところにいるのは分かっていたので、本当に枠が確定するまでドキドキしました。五輪にむけて、やっとスタートラインに立ったという気持ちです」
と小松原。コレトは、流ちょうな日本語でインタビューに答えた。
「今年は、キャシー・リード先生にも習うようになって、新しいことがたくさん身についてきました。自分達のパワーを信じて、来季も頑張ります」

2人とも、紆余曲折のスケート人生を超えて、ここに辿り就いた。小松原は日本ではカップル競技が育ちにくい環境だったこともあり、イタリアに渡り、アイスダンスを続けていた。コレトもパートナーを探し続け、韓国やノルウェー代表として出場していた。アイスダンスに魅了され、道を模索していた2人が出会い、そして、国籍と五輪の出場枠を2人の絆でたぐりよせた。来季は日本の国内で、この「1枠」の切符を争うことになる。2人が歩んできた人生の深みが伝わるような、心に刻まれる演技を心待ちにしたい。

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