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ラグビー コラム 2026年10月12日

【ハイライト動画あり】早稲田大学、12トライを奪い青山学院大学に完封勝利。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 早稲田スポーツ新聞会
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ライン際を駆け抜けるWTB西浦

長い雨も終わり、雲の隙間から太陽の光が徐々に差すようになった。快晴の空のように各大学のラガーマンたちのプレーも一層輝く。関東大学対抗戦で2戦とも圧倒的な実力を見せた早稲田大学。今節は青山学院大学を迎え撃つ。

ラグビー 関東大学対抗戦 2026

前半6分、ラインアウトモールでHO(フッカー)堂薗尚悟(スポ1=神奈川・桐蔭学園)が先制トライをマーク。さらに、素早いパス回しからWTB(ウイング)西浦岳優(社3=東福岡)も得点を追加した。その後、互いに何度もボールを失い、試合が行き詰まるも、再びチャンスを迎えたのは早大。

SH(スクラムハーフ)大賀雅仁(スポ4=神奈川・桐蔭学園)がラックサイドを突きグラウンディングに成功すると、続く33分にはFL(フランカー)久我真之介(文構3=東京・早実)のトライも飛び出す。さらに40分に西浦がインゴールに飛び込むと、この時点でスコアは35-0。

SO(スタンドオフ)竹山史人(スポ1=神奈川・桐蔭学園)の活躍もあり、大きくリードして前半を終える。後半は、4分にラインアウトモールで得点を奪う。ピンチが訪れても、ラインアウトスティールで脱出。すると、13分にPR(プロップ)新井瑛大(教4=大阪桐蔭)が豪快にトライラインを割った。

続く22分にも、西浦のこの試合3本目のトライが生まれる。しかし、止まらない早大の猛攻。池本も10分間でハットトリックを達成し、青学大を突き放す。最後はFL平野仁(スポ3=神奈川・法政二)がダメ押しとなるグラウンディング。78-0の完封勝利で対抗戦3連勝を手にした。

試合の幕が上がると、キックオフで竹山が蹴り上げたボールをマイボールにして早大が攻撃を開始。ノットリリースザボールの反則を与えるも、すぐさまスティールで取り返す。FB(フルバック)髙野恵次郎(スポ1=福岡・小倉)がジャージーをつかまれながらも必死に足を運び前進。

前半6分にラインアウトモールを真っすぐ押し切り、堂薗が先制得点に成功した。ここから流れをつかみ、青学大のペナルティから再び敵陣でラインアウトを獲得すると、素早いパス回しで大外に待つ西浦までつなぐ。そのまま相手を振り切り、トライラインを割った。しかし、その後お互いの反則やミスが重なり、こう着状態が続く。

早大は素早くディフェンスラインを上げて相手を苦しめたが、オフサイドを犯す場面もあった。それでも、青学大のアーリーエンゲージでチャンスを迎える。テンポのよいアタックでペナルティを連続して奪うと、PR杉本安伊朗(スポ4=東京・國學院久我山)の力強いキャリーからゴールライン近くまで迫った。

最後は大賀が冷静な判断でラックサイドを飛び出しグラウンディング。続く33分には、献身的にサポートに走っていた久我のトライも生まれた。勢いに乗る早大は、圧倒的な速度のカウンターで何度も攻め続ける。一方で、LO(ロック)小林光晴(文3=福岡)のナイスタックルをはじめとした青学大を押し下げるディフェンスも披露。

攻守にわたって試合を支配した。すると40分にCTB(センター)東佑太(スポ1=東海大大阪仰星)のオフロードに走り込んできた西浦が快足を飛ばしてインゴールに飛び込み、得点を追加。途中から出場したCTB森田倫太朗(スポ4=兵庫・報徳)も持ち前の瞬発力を生かしたランで、しっかりと見せ場を作る。

前半終了間際にはキック処理の失敗から自陣に攻め込まれたが、ラインアウトでプレッシャーをかけて相手のミスを誘う。ここぞという場面をしっかりと打開してみせた。また、ここまで竹山のコンバージョンキックはパーフェクトと絶好調をキープ。多くの得点に絡む大活躍を見せた。その結果、スコアは35-0と、早大優勢のまま試合を折り返す。

ラグビー 関東大学対抗戦 2026

【ショートハイライト】早稲田大学 vs. 青山学院大学(10月11日)

後半が始まると早速4分にラインアウトモールで突き進み、NO8(ナンバーエイト)城央祐(スポ3=神奈川・桐蔭学園)がトライ。前半同様の安定感を見せる早大は、試合の主導権を渡さなかった。オフサイドなどのペナルティを重ね自陣で苦しい時間が続いても、ラインアウトスティールを2連続で決めて危機を脱出。

力強く前進するWTB池本

青学大のオーバーザトップからアタックが始まると、ゲームキャプテンのWTB池本晴人(社4=東京・早実)が外側を駆け抜け、チームを引っ張る。さらに途切れることなく、新井がラック近くに顔を出し力強いキャリーでトライラインを割った。続く22分にもキックゲームにより徐々にエリアで優位に立つと、西浦はこの試合3度目となるグラウンディングに成功。

この時点で54-0と大きくリードを広げる。しかし、早大は止まることを知らない。復帰戦ながら、またしても大活躍で存在感を放った池本。HO田中健心(スポ3=神奈川・桐蔭学園)の見事なキックパスのキャッチから東を経由して1本目のトライを決めた。31分には細かく回していったパスを最後に受け取り、2本目をマーク。

さらに34分にCTB島田隼成(スポ3=福岡・修猷館)のパワフルな突進からオフロードパスを受け取り、たった10分間でハットトリックを達成。早大の得点源として、十分に役割を果たした。そして、大賀に代わってグラウンドに立ったSH宮下羚(文構3=東京・早実)のロングゲインが起点となり、平野がダメ押しの得点を追加する。

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最終的なスコアは78-0と試合終了まで攻撃の手を緩めなかった早大。青学大を無失点に抑え、対抗戦で3連勝を飾った。今節では西浦、池本の両WTBが持ち前の決定力を発揮しトライを量産。ディフェンスにおいても、完封勝利としっかり結果を残した。対抗戦はすでに3試合を終え、今季の早大の完成度は想像以上。

どんな状況でも時間と空間を支配し、常にベストなパフォーマンスを維持している。弱点の見当たらないチームが出来上がりつつある。しかし、順調に進んできたとはいえ、今後の道は険しくなるだろう。だからこそ、さらにプレーの質を高め、チーム一丸となって栄光へ向けて一直線に走っていく。決して譲れない夢への確かな一歩を、再び刻んだのであった。

記事:池田健晟/写真:伊藤文音、髙木颯人(早稲田スポーツ新聞会)

早稲田スポーツ新聞会

早稲田スポーツ新聞会

1959(昭和34)年創刊。人気の野球、ラグビーを中心に早大体育会44部をくまなく取材し、年12回の新聞発行およびWebやSNSによる情報発信を行う。現在部員170名で活動。»早スポHP、»Twitter、»Facebook

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