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9月14日に開幕した「2025ムロオ関西大学ラグビーAリーグ」は、第3節に入り、10月12日(日)は、2年ぶりの王座奪還を目指す京都産業大(昨季2位)が立命館大(昨季5位)と対戦する。両者は春季トーナメントの決勝で対戦し、ここでは、立命大が29-12で勝っている。
今季は10人リーダー体制でチームを運営してきた京産大は、関西リーグ開幕直前に伊藤森心主将、吉本大悟副将を発表した。春季大会で優勝できなかったこともあって、チャレンジャーとして臨む開幕戦になったが、摂南大を60-0と完封で下すと、第2節は関西大に48-10で勝利。実力の差を見せつけた。第3節は春季トーナメントで敗れた立命大が相手だ。2年ぶりの関西制覇に向かって、第一関門と言えるかもしれない。
10日に発表された試合登録メンバーを見ると、第2節から23名の変更はないが、先発だったLOシオネ・マヘ(2年)と、リザーブの石川東樹(3年)が入れ替わった。大分東明出身の石川が5番をつけ、石橋チューカ(3年)とLOコンビを組む。チームを操るハーフ団は、U23日本代表のSH高木城治(3年)と、東海大大阪仰星の日本一メンバーであるロングキッカーのSO吉本大悟(4年)。ここまで3試合は大きなメンバー変更がなく、シーズンに入って、ようやくメンバー編成が固まり、コンビネーションを高める段階に入ったということかもしれない。
攻撃の軸になるのは、爆発的な突破力を誇るNO8シオネ・ポルテレ(4年)。タックラーを1人、2人となぎ倒して前進し、チャンスを作る。また、CTBの奈須貴大(4年)のスピードある突破も第1節から光っており、決定力あるバックスリー、WTB馬田琳平(3年)、小林修市(4年)、FB宮里快一(2年)にスペースを作りたい。
対する立命大は、第1節で関西学院大に17-41、第2節でも24-35と連敗。目標である関西制覇を成し遂げるには、後がない状況だ。第1節は後半に2枚のイエローカードが出たこともあって、14人で戦う時間が長く、5トライを許した。第2節ではNO8島正輝キャプテンの負傷欠場も痛かったが、前半に28失点。後半追い上げたが届かなかった。試合のなかでの波を減らし、京産大のスクラム、モールを止められるか。組織ディフェンスで粘り強く戦いたい。
メンバーは第2節から23名で5名の変更がある。先発LOだった加賀谷太惟(1年)がメンバー外となり、4番のLOだった名取稜太郎(3年)が5番に回って、5番には19番だった石橋隼(4年)が入る。7番のFLだった小山虎汰朗(4年)も欠場し、7番にはNO8だった吉川大智(3年)が上がり、NO8はリザーブだった生島拓海(3年)が入った。ハーフ団も変更がある。SHは堀陽人(4年)がリザーブに下がり、香山創祐(3年)が今季初出場。堀がリザーブになったことで、21番だった堀尾匠史(2年)はメンバー外に。2戦連続先発だった1年生のSO川口慧大は欠場し、1節、2節ともリザーブだった初田航汰(4年)が先発。11番のWTBは御池蓮二(4年)が欠場。西村長(3年)に代わった。
ゲームキャプテンは、大阪桐蔭出身のCTB中村颯汰(4年)が務める。京産大のプレッシャーの中で、香山、初田のハーフ団、CTB中村を軸にどこまでボールを動かせるか。テンポアップした攻撃でWTB三浦遼太郎(3年)ら決定力ある選手を走らせたい。試合の序盤の失点を減らし、僅差勝負に持ち込みたいところだ。立命大にとっても自信を取り戻せるかどうか、大切な試合になる。
また、この日の宝が池球技場は「京都ラグビーパーク2025」と題し、来場の幼児、小学生とその保護者を対象に、会場に隣接するグラウンドでラグビーボールなどを使って自由に遊べるラグビー託児所、ラグビーパークが開設される。未来のラグビー選手、ラグビーを愛する人々と増やそうという試みだ。
文:村上 晃一
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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