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試合は、午後2時、同大SO大島泰真(4年)のキックオフで始まった。先制したのは同志社大だった。前半9分、天理大陣22mライン付近の天理大ボールのスクラムを押し込んで反則を誘い、大島がPGを決める。しかし、その後のキックオフからは天理大が同志社大陣で攻勢に出る。
いったんはミスと反則で自陣に戻されたが、SO上ノ坊駿介(4年)のタッチキックで同志社大陣に入り、前半17分、ラインアウトからアタック。SH朝倉達弥(4年)がサイド突破でチャンスを作り、さらに左オープンへ。CTB山田晟大(2年)がディフェンダーをずらしながらボールを受けて抜け出し、左タッチライン際のWTBフコフカ・ルカス(1年)が1人、2人とタックルをかわしながら約30mを走り抜けて逆転のトライをあげた。ゴールは決まらず、5-3とする。
前半22分には天理大が技ありのトライを奪う。同志社大ゴール前で連続攻撃を仕掛け、最後は、上ノ坊が左タッチライン際のルカスに正確なキックパス。トライライン直前でキャッチしたルカスがトライをあげて、10-3とした。
35分には、天理大FBフィリモネ・サイア(3年)が同志社大陣中盤に蹴り込んだハイパントのこぼれ球を天理大が確保し、NO8木下颯(4年)のパスに走り込んだ上ノ坊が抜け出し、WTB平松麟太郎(4年)がトライラインに迫る。すかさず朝倉が密集サイドをついてトライ。15-3とすると、39分にもPR井上魁(3年)がトライを追加し、前半を20-3で折り返した。
前半だけで4トライをあげた天理大だが、持ち込んだボールを落とすなどミスも多く、スコアを畳みかけることはできなかった。
後半に入って同志社大が反撃に出るが、天理大がLO岡崎慶喜(4年)、FLアリスター・サイララ(2年)らを軸にボール争奪戦で圧力をかけ、接点でも優位に立つ。後半6分の上ノ坊の個人技は見事だった。同志社大陣10ライン付近のラインアウトからの攻撃で、ディフェンス背後にキックでボールを転がし、自らこれをキャッチして山田につなぎ、トライライン直前のラックから朝倉、上ノ坊とパスをつないでトライ。ゴールも上ノ坊が決めて、27-3と突き放した。
同志社大がトライをあげたのは、32-3と、天理大リードで迎えた後半24分のことだった。天理大陣でテンポ良くボールを動かしながらチャンスを作ると、天理大の反則を誘って、天理大陣深く入ってラインアウトを得る。ここからのアタックではFW陣が縦突進を繰り返し、最後は、CTBフィアラガ 義信ダビデ(3年)、大島、交代出場のCTB熊野佑星(4年)、FB隅田誠太郎(2年)とパスを繋いで、トライエリアにボールを運んだ。
スコアは、32-8。その後はトライの取り合いになり、同志社大は2トライを追加したが、天理大は終了間際のCTB安川和志(1年)のトライも含めて4トライをあげ、最終スコアは、58-18。トライ数は、10対3という天理大の快勝だった。プレーヤー・オブ・ザ・マッチは、序盤の2トライでチームを勢いづけた天理大WTBフコフカ・ルカスが受賞した。
天理大にとっては、後半、同志社大に3トライを許したのは反省点だが、これで開幕3連勝。次節(10月19日)は、立命館大と対戦。同志社大は後半のアタックを自信につなげたい。次節(10月26日)は、昨季2位の京都産業大へのチャレンジとなる。
文:村上 晃一
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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