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ラグビー コラム 2024年11月15日

ラグビー日本代表、ウルグアイ代表と対戦。ゲームキャプテンは、フランスでプレーする齋藤直人

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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リポビタンDツアー2024ラグビー日本代表テストマッチ第2戦、日本代表はフランス東部の都市シャンベリーでウルグアイ代表と対戦する。エディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)は、報道陣に「ウルグアイ戦に向けていい準備ができている。フランス戦から立て直すことができた」とチームの状態は良くなっていると語った。

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現在の世界ランキングでウルグアイは19位。先週は17位のスペインに24-33で敗れている。14位の日本としてはなんとしても勝ちたい試合だが、ウルグアイは近年着実に力をつけている。メンバーのほとんどがアメリカ大陸のクラブ選手権である「スーパー・ラグビー・アメリカス」に参加するペニャロールでプレーしており、長い時間を共にする選手たちだ。決して侮れない。

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11月9(土)、フランスに12-52で敗れた日本は、そのメンバーから先発15名のうち4名を変更。負傷のため戦線離脱したSO立川理道ほか、PR竹内柊平、NO8ファウルア・マキシ、WTB長田智希がメンバー外となり、PR為房慶次朗、SO松永拓朗、FL(6番)ファカタヴァ アマト、WTB濱野隼大が先発に名を連ねた。フランス戦ではFL(7番)で先発した姫野和樹がNO8、6番で先発した下川甲嗣が7番に移動する。キャプテンはSH齋藤直人、HO原田衛とCTBディラン・ライリーがバイスキャプテンを務める。

リザーブではインパクトプレーヤーのPRオペティ・ヘル、LOサナイラ・ワクァがメンバーに入り、フランス戦で負傷したテビタ・タタフに代わってアイザイア・マプスア、先発する松永に代わってCTBニコラス・マクカランが入る。フランス戦途中出場の梶村祐介はCTB、WTBをカバーすることになりそうだ。ジョーンズHCによれば、竹内、マキシについてはイングランド戦に備えての欠場のようだが、長田はトンガとの合同練習で足首に軽い怪我を負って調整中。イングランド戦には出場する見込みだという。

SO松永は、このツアーのキャプテンだった立川理道に代わっての出場だが「自分としては良いチャレンジになると、ポジティブにとらえています」と話す。「日本代表は(リーグワンの戦いとは違って)準備期間が少ないので、短い時間でいかに理解を深めるかが大事です」。リザーブに入るPR森川由起乙は「ウルグアイはジャッカルする選手が多い」と、ブレイクダウン(ボール争奪戦)で優位に立つため、ボールキャリアーが倒されたところでの素早いサポートが大事だと話していた。ジョーンズHCも「ラックが多くなる試合をしているので、ターンオーバーされないことが大切」とブレイクダウンを課題に挙げた。テンポの良い攻撃をするためには、スムーズなボール出しが勝利へのカギになる。

ウルグアイはスペイン戦から先発で6人の変更。昨年のラグビーワールドカップ(RWC)でナミビアに勝利したメンバーのPRディエゴ・アルベロ、NO8もRWCメンバーのマヌエル・ディアナ、SOにはU20ウルグアイ代表から昇格して今回のツアーに参加するイカロ・アマリロが出場する。ウルグアイも日本同様に2027年のRWCに向かって強化を進めているが、2023年のRWCメンバーも多く残っており、LOマヌエル・レインデカルは205cmの長身選手だ。

日本とウルグアイは過去5戦して日本の4勝1敗。直近の対戦は2022年6月で、東京、福岡で戦って日本が2連勝している。この秋のテストマッチでの日本は簡単に失点するシーンが目立っている。この点は「ゲインラインを切られ過ぎているし、ターンオーバーされ過ぎている」とジョーンズHC。ウルグアイに対してはディフェンスでもプレッシャーをかけ続けたい。キャプテンを務める斎藤直人は「2年前に対戦したが、フィジカルを前面に出してくるチーム。攻撃面ではウルグアイに対してというよりも、自分たちの形をいかに精度高くできるかが課題です」と語った。試合は、11月16日(土)、現地時間14:30(日本時間22:30)にキックオフされる。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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