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ラグビー コラム 2024年6月12日

目標は「上手い選手になること」。山沢拓也は求道者のごとく己を磨く。

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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――その時点からは大きく成長しているように見えるのですが。
「気持ちの部分の成長が大きいと思います。年々良くなってきているし、いま自分にどういうことが起きていているかという評価がある程度できるようになりました。それに対するアプローチの仕方が上手くなれば、もっと良い状態でラグビーができます。そこを上げていきたいと思っているし、スキルも良くしていきたいです」

――スキルはどの部分を上げていきたいのですか。
「いろいろなところです。15番でいえば、ディフェンスの空いているスペースへの判断、それを内側の選手に伝えること、ディフェンスのポジショニングですね。戦略的なキックも、ここに落としたいという場所に確実に落とせるように正確性を高めたいです。ボールの回転を意図通りにかけることも、もっと上手くできるようになると思います」

――ジョーンズHCの掲げる「超速ラグビー」の中では、どんな役割を果たしたいですか。
「相手チームより多く走り、スペースにアタックをし、チャンスをものにするというところは、ワイルドナイツでやっていることと大きくは変わりません。より正確に、より早くスペースを見つけ、早く判断し、早く声掛けをする。それは自分が行きつきたいと思っているところでもあるので、さらに伸ばし、チームに貢献できればいいと思います」

――10番と15番はどちらでプレーしたいですか。
「こだわりはありませんが、同じようでありながら同じではないので切り替えが難しいです。10番でプレーしていて15番に動く、15番だけプレーする、15番でプレーしてたまに10番でプレーする、それぞれの感覚が違います。10番で試合の流れを理解しながら15番に動くとやりやすいですね。まだまだ15番は初心者なので、どこにどう気持ちを向けていくべきなのか、たまにわからなくなります」

――いつのまにかベテランになりました。チームの中で自分が果たす役割については考えますか。
「ワイルドナイツでは年齢のことはあまり考えていませんでしたが、日本代表に来てみると、BKでは最年長になっていて戸惑っています。得意なことではないのですが、年下の選手ともコミュニケーションをとっていきたいし、ラグビー面では自分が学んできたこと、考えてきたことをかみ砕いて話し、若い選手の引き出しの一つになるようなことを伝えたいですね」

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