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早稲田大学 vs. 法政大学
早稲田強し――。先週新潟で開催された「早明戦」は、少なからぬ衝撃があった。
分析、計画、実行の能力に長ける早稲田大はスタートに長ける印象がある。
競馬などのレースならばスタートが上手い「先行型」だろうか。一方で、近年は終盤豊富なフィットネスと選手層で強烈な差し脚をみせるのが明治大という印象だ。
近年は2021年度の大学選手権でも早稲田大が前半リード。そして早稲田大が優勝した2019年度の前半スコアは、衝撃の35-0だった。後半は明治大が怒濤の追い上げで後半スコア14-35としたが、結果は届かず45-35でアカクロ軍団が優勝を遂げた。
その5季前に歌った「荒ぶる」(優勝時のみに歌える第2部歌)へ向けて、明治大戦の快勝により、にわかに今季「本命」を窺う情勢となってきた早稲田大。
彼らの春の大きなターゲットは、やはり6月16日(日)、大学3連覇の現王者・帝京大学を本拠地グラウンドに迎える最終第5戦に違いない。
しかしその一週間前、今週6月9日(日)は、今大会初の本拠地戦(東京・上井草)で、3敗の法政大学を迎える。
法政大は対照的に3連敗だが、前戦の東海大学戦では約70分間は14点差に迫る善戦。突き放されてもカムバックする粘り強さが印象的だった。
チャレンジャーとなる法政大は、早稲田大戦へ向けて先発5人を変更。
攻防の要である元U20代表NO8宮下晃毅のメンバー外は残念だが、大器の片鱗をみせているルーキーHO花澤祐太(1年、法政二)が先発復帰。
LO山内滉太(2年、昌平)、FL佐野祐太(4年、目黒学院)、WTB北川拓来(3年、昌平)が入り、対人に強いCTB炭竈柚斗(2年、報徳学園)も先発に戻ってきた。
先発変更は同じく5名で、主将のポジションには4年の HO安恒直人(福岡高校)が入り、前戦スクラム・プッシュで魅せた亀山昇太郎にかわりPR新井瑛大(2年、大阪桐蔭)が3番へ。
LO鈴木風詩(4年、國學院栃木)、そして桐蔭学園の昨季優勝メンバーからNO8城央祐、WTB田中健想がスタメンを託された。
法政大は終盤に突き放される展開が続いており、80分の一貫性で手応えを掴みたい。一部主力を控えにした早稲田大はセットプレーでの自信を深めたいところ。注目のキックオフは日曜日の午後1時だ。
文:多羅 正崇
多羅 正崇
1980年2月1日生まれ、神奈川県出身。法政大学第二高校、法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻修了。スポーツジャーナリストとして『ラグビーマガジン』『Number』『J SPORTS』などに寄稿する傍ら、ユーモアコラムの執筆も行なっている。スポーツにおけるハラスメント防止を目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」理事。共著に『子どもがラグビーを始めたら読む本』(ベースボール・マガジン社)がある
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