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ラグビー コラム 2024年5月27日

【ハイライト動画あり】強力スクラム炸裂!フロントローも躍動の東京サントリーサンゴリアスが横浜キヤノンイーグルスに雪辱。NTTジャパンラグビーリーグワン2023-24プレーオフ3位決定戦

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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「江見のトライは奇跡」とサンゴリアスの田中監督は一度冗談めかしたが、「今季やってきたことを出し切ろうという思い、スピリッツが、ああいうプレー、逆転の結果に繋がったと思う」と選手のハードワークを讃えた。

WTB江見が約60mの独走トライを決め、WTBチェスリン・コルビのコンバージョンは成功。そしてノーサイド。

サンゴリアスが40-33で昨季3位決定戦のリベンジを達成した。

敗れたものの最終盤まで勝敗の分からない好ゲームを展開したイーグルス。沢木監督は「負けたのは自分の責任ですし、チームを勝たせられなかったのも監督の責任」と語った。

そして14人になっても最後まで攻めの姿勢を変えなかった選手を讃えた。

「選手たちが、同点ではなく、トライを取りにいったことが大事。もちろん負けたのは悔しいですが、最後まで(SO田村)優を先頭に勝ちを狙いにいった結果。最後までスタイルを信じて戦い抜いてくれたことは感謝しています」

また勝ち越しトライの端緒となった、日本大学の後輩でもある普久原のスリップについては「プロとして良い勉強になったはず。人間なのでミスはある。でも成長をしてくれないと」と来季の成長に期待を込めた。

一方で、リベンジ達成での3位を決めたサンゴリアスのHO堀越主将。

「久々の勝利なので本当に良かったです。敵陣22mでの決定力など、今日の試合も課題はたくさんあると思いますが、未来に繋がるゲームになったかなと。勝ち切れたことはすごく良かったです」

指揮官も「苦しいながらも僅差で3位という結果。そういう意味では持てる力を出し切りました」と話し、チームとして成長したと意義を実感していた。

「堀越も言いましたが、未来に続くゲームが出来ました。良い部分を築きながら、課題をどう来季で克服していくかを考えたいと思います」(サンゴリアス田中監督)。因縁のライバル対決は2024-25シーズンへと続いてゆく。

文:多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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