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ラグビー コラム 2024年5月23日

埼玉パナソニックワイルドナイツ、ラストゲームを前にした堀江翔太、決戦を前にした松田力也に話を聞く。リーグワン プレーオフ決勝

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ディフェンスラインで声を出し続ける堀江

「一生懸命ハードワークし過ぎると、周りとのコミュニケーション取れなくなってしまうし、チームはアタックもディフェンスも、きっちり決められていることが少ないので、プレー中のコールのクオリティが高くないとできない。準備の中でベーシックはコミュニケーションだよ、とチームに言っていきたい」と冷静に話した。

決勝戦は堀江、そしてSH(スクラムハーフ)内田啓介のワイルドナイツでの最後の試合となる。

今季限りでの引退を表明しているSH内田啓介

松田は、「堀江さん、ウッチーさんの最後の試合だと考え過ぎると硬くなるので、いつも通りやることがチームへの貢献になるし、終わって勝っているのがベスト」としみじみと語った。

国内ラストダンスになるHO堀江本人は、「(国立のような)いい会場でできるのはなかなかないので、感慨深いし、最後に決勝に出られるのは感謝したい。1つのチームでやり続けることはなかなかないので、何となく終わりか、という感じ」。

「決勝のために一歩ずつ、チームとして頭を働かせる癖がついたので、いろいろ考えるのは、引退して数週間して、もうトレーニングしなくてもいいと思ったときだと思う」。

「決勝ではいつも通り、ハードワーク、一生懸命している姿を見せたい。アラフォーのおじさんでも頑張っている姿を、常に見せたいと思っている。結果はどうあれ、勝っても負けても、せっかくやってきたのに出さないのは後悔になるので、やってきたことを出すことに集中したい」と笑顔を見せた。

昨季の借りを返すべく司令塔のSO松田がアタックをリードし、後半からの出場が予想されるHO堀江が試合を締めた先には、きっと、青い歓喜が待っている。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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