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ラグビー コラム 2024年4月5日

負けられないトヨタヴェルブリッツ、長良川で花園近鉄ライナーズを迎え撃つ

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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対する花園Lは、前節、コベルコ神戸スティーラーズに17-60で敗れた。トヨタVと同じく、反則の多さが課題で、153という数字はリーグワースト。向井昭吾監督は大敗にも「ディフェンスは良くなっている。アタック面を整備して次の試合(対トヨタV)に臨みたい」と話した。攻め込んだチャンスにトライを取り切れない課題を克服し、長らく応援し続けてくれるファンを喜ばせたい。

 

トヨタV戦のメンバーは、前節から先発で3名の変更がある。ベテランのLO松岡勇が欠場し、前節は6番だったパトリック・タファがLOに入る。NO8だった野中翔平がFLにあがり、NO8はセル ホゼが第10節以来の先発だ。SHはウィル・ゲニアが欠場し、中村友哉が先発。SOクエイド・クーパーとHB団を組む。12番のCTBは吉本匠から第8節以来の出場となるステイリン パトリックが務める。FBセミシ・マシレワ、セル ホゼのトリッキーなランを生かしてトヨタVのディフェンスを切り崩したい。

リーグワンの統計数値を担当するOptaによる数字で両チームの特色を表すものがある。攻撃時にボールを動かす距離の比率だ。花園Lは攻撃時に10m以上ボールを動かす比率が、ディビジョン1トップの12%。一方、トヨタVは今季、ラックからボールを動かす距離が2m以内の比率がディビジョン1トップの13%。つまり、花園は横に大きくボールを動かし、トヨタVは近場を攻めることが多いということになる。密集周辺の突破を許せば失点は免れない。両チームのボールの動かし方にも注目したい。

文: 村上 晃一
村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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