人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
そのほかのメンバーだが、BR東京は前節から先発で4名の変更がある。両PRは先発とリザーブが入れ替わった形で、眞壁貴男、大山祥平が先発する。眞壁は弟の照男とFW第一列で兄弟対決となる。アマト・ファカタヴァはFW第二列から三列へ。LOはマイケル・ストーバーグが先発し、ジョシュ・グッドヒューとLOコンビを組む。BKでは、CTBハドレー・パークスがメンバー外となり、マット・マッガーンがFBからCTBへ。FBには突破力あるアイザック・ルーカスが入る。
両チームは昨シーズン2度対戦し、BL東京が17-7、12-10で連勝しているが僅差だった。しかし、今季の戦いぶりでは攻撃力に差が出ている。BL東京がここまで51トライをあげているのに対して、BR東京は24。Optaの統計数値では、ボールキャリーの回数は、1,221回対1,063回と大きく変わらないにもかかわらず、ゲインメーターは、5,225m対3,854と差がある。BR東京にも良い数字があり、今季1試合平均ドミナントタックル数(相手を押し込むタックル数)は、ディビジョン1最多の11.4(次点はBL東京の10.5)。一方で、BL東京の前節のタックル回避率は、ディビジョン1トップの35%(次点はBR東京の29%)で、タックルの攻防でどちらが優位に立つかは興味深い。
個人記録では、BR東京のアイザック・ルーカスのキャリー数(151)及び、ディフェンス突破数(60)は、いずれも今季のディビジョン1最多だ。ルーカスは、ゲインメーターでも776mで3位なのだが、その上を行く2位はBL東京の松永拓朗の832で、5位のリッチー・モウンガも760mでルーカスに迫る勢いだ。個人技の応酬もこの試合の見どころのひとつになる。僅差勝負を落とすことが多いBR東京が下馬評を覆すことができるのか。充実のBL東京が力の差を見せつけるのか。楽しみな東京ダービーである。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
【先行】ジャパンラグビー リーグワン2023-24 D1 第16節-3 東京サンゴリアス vs. クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
5月4日 午後2:20〜
-
【先行】ジャパンラグビー リーグワン2023-24 D1 第16節-2 横浜キヤノンイーグルス vs. 埼玉ワイルドナイツ
5月4日 午後1:55〜
-
【限定】第28回佐賀招待ラグビー 早稲田大学 vs. 慶應義塾大学
5月5日 午後12:50〜
-
【先行】ジャパンラグビー リーグワン2023-24 D1 第16節-5 静岡ブルーレヴズ vs. 東芝ブレイブルーパス東京
5月5日 午後1:50〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2023-24 D1 第16節-4 花園近鉄ライナーズ vs. 三菱重工相模原ダイナボアーズ / D1 第16節-6 ブラックラムズ東京 vs. トヨタヴェルブリッツ
5月5日 午前11:50〜
D1 第16節-4 花園近鉄ライナーズ vs. 三菱重工相模原ダイナボアーズ / D1 第16節-6 ブラックラムズ東京 vs. トヨタヴェルブリッツ
-
【先行】ジャパンラグビー リーグワン2023-24 D1 第16節-1 三重ホンダヒート vs. コベルコ神戸スティーラーズ
5月4日 午後12:00〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2023-24 D1 第15節-1 三菱重工相模原ダイナボアーズ vs. ブラックラムズ東京 / D1 第15節-5 トヨタヴェルブリッツ vs. 横浜キヤノンイーグルス
4月27日 午前11:50〜
D1 第15節-1 三菱重工相模原ダイナボアーズ vs. ブラックラムズ東京 / D1 第15節-5 トヨタヴェルブリッツ vs. 横浜キヤノンイーグルス
-
ジャパンラグビー リーグワン2023-24 D1 第15節-2 東芝ブレイブルーパス東京 vs. 東京サンゴリアス / D1 第15節-4 埼玉ワイルドナイツ vs. 花園近鉄ライナーズ
4月27日 午前11:55〜
D1 第15節-2 東芝ブレイブルーパス東京 vs. 東京サンゴリアス / D1 第15節-4 埼玉ワイルドナイツ vs. 花園近鉄ライナーズ
J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!