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ラグビー コラム 2024年1月5日

3連勝の好調ブレイブルーパス東京が、前年度王者スピアーズ東京ベイと激突。ジャパンラグビー リーグワン第4節注目カード展望

ラグビーレポート by 直江 光信
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ただ、マークスのカバーで急遽獲得したニュージーランド代表90キャップのHOデイン・コールズと、同じく今季新加入のウエールズ代表84キャップ、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズでも5キャップを有するWTB/FBリアム・ウィリアムズが前節ついに初出場を果たし、ここからチーム力を伸ばしてくるのは間違いないだろう。中2週の十分な準備期間を経て迎える今節で、大きく良化したパフォーマンスを披露する可能性は十分ある。

両チームのスタッツ比較

両チームのスタッツの比較で特徴的なのは、ラインブレイクの数だ。ボールキャリー数やゲインメーターはさほど差がないものの、ラインブレイクはブレイブルーパスの17に対し、スピアーズが41(リーグ最多)と大きく上回っている。逆にブレイブルーパスが上回っているのはオフロードパスの数で(31=リーグ5位と24=リーグ7位)、スピアーズが相手防御を抜いて前に出る力に長けている一方、ブレイブルーパスはタックルを受けながらパスでつなぐアタックスタイルであることがうかがえる。

 

キックオフ48時間前に発表された登録メンバーをチェックすると、ブレイブルーパスの前節からの先発変更は2人。右FLが伊藤鐘平から佐々木剛に替わり、14番はジョネ・ナイカブラが外れて濱田将暉が入った。その他の13人は同じ顔ぶれだ。

 

一方のスピアーズは、2週前のブルーレヴズ戦のスタメンから4人を入れ替えた。両LOがヘルウヴェとデーヴィッド・ブルブリングのコンビに替わり、左FLにはピーター・ラピース・ラブスカフニが2試合ぶりに復帰。BKでは立川理道がインサイドCTBからSOに上がり、リカス・プレトリアス が12番を背負って登場する。

ちなみにリーグワンが始まった2022年以降の2シーズンの対戦成績では、スピアーズが3戦全勝(リーグ戦2勝、プレーオフトーナメント1勝)と優勢。それだけに今回ホストのブレイブルーパスは強い意気込みでこのゲームに臨んでくるだろう。ディビジョン1屈指の強靭なフィジカリティを誇る両チームの激突。見応えあるファイトが最後まで繰り広げられそうだ。

文:直江 光信

直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

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