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ラグビー コラム 2023年12月4日

【ハイライト動画あり】全勝対決で生まれた珠玉の名勝負。京都産業大学×天理大学。2023ムロオ関西大学ラグビーAリーグ最終節

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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ラグビー関西大学リーグ2023

【ハイライト動画】天理大学 vs. 京都産業大学

「関西リーグのどの試合も厳しい試合でしたが、一戦一戦、主将の三木を中心に毎週成長してきてくれました」(京産大・廣瀬佳司監督)

殊勝なチームは、試合毎に持ち味のディフェンス、スクラムやスペースへの攻撃精度を着実に高めた。

そして迎えた天理大との大一番は、序盤からゴール前でお互いにターンオーバーするハイレベルな守備戦になった。

天理大のSH北條拓郎主将はこの日2度ジャッカルを成功させる獅子奮迅の活躍。FL三木主将も、FL日吉建と共に、ミサイルのような強烈タックルで再三ノックオンを誘った。

上ノ坊 駿介(天理大学)

天理大がFB上ノ坊駿介のトライで前半18分にようやくスコアを動かし、前半終了前にはSO筒口允之が中盤から5mラインに迫る超絶タッチキック。

ここから天理大PR松野楓舞がモールのフィニッシャーとなり、前半は天理大が12-3とリードして折り返した。

後半の逆転に懸ける京産大は、ここまで途中出場からのインパクト起用もあった先発NO8シオネ・ポルテレが大爆発した。

後半3分にはゴール前の混戦からトライを決めると、5分後にはキックカウンターから5人以上のタックラーを振り切り、弾き飛ばすド派手なロングゲイン。

直後のキックパスから生まれた左隅のトライは映像では手からボールが離れているようにみえたが、逆転トライが認定されて1点リード(13-12)を奪った。

しかし天理大は後半26分。

自慢のスクラムでペナルティを奪うと、SO筒口が前半終了前に続いて2連続のスーパー・タッチキック。ここからFW戦参加のCTBマナセ・ハビリが逆転トライ。

途中出場のルーキー中村仁のPGも加え、後半36分時点で天理大が9点をリード(22-13)していた。

「終始プレッシャーを受けた80分でしたが、主将の三木中心にチーム一体となって最後まで戦ってくれました。逆転してくれると信じていました」(京産大・廣瀬監督)

その逆転劇は、ラストワンプレーからだった。

自陣からスクラム・ペナルティを起点に攻め上がった京産大。82分のモールはパイルアップとなり、天理大のインゴール・ドロップアウトでゲーム再開。

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