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ラグビー コラム 2023年11月20日

【ハイライト動画あり】ラインアウトを支配した関西大、立命館大に競り勝ち5位に浮上。関西大学Aリーグ第6節レポート

ラグビーレポート by 直江 光信
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トライとゴールで逆転というところまで見えた場面だったが、この最大の勝負どころで、関西大はまたしても相手のサインを読み切りLO中澤が値千金のラインアウトスティールに成功。そのままタッチに蹴り出し、フルタイムを迎えた。

劇的な展開で今季2勝目を手にし、トータルの勝ち点を9に伸ばした関西大は、同8の立命館大、摂南大を上回って暫定ながら5位に浮上。対立命館大戦の勝利は実に33年ぶりで、まさに大きな意味を持つ1勝となった。「創部100周年なのにまだ何も残せていなかった。33年ぶりに立命館に勝てたのは、自分たちにとって本当に価値のあることだと思います」。正確なラインアウトスローに加え力強いボールキャリーでもチームを牽引したHO垣本主将の表情にも、充実の色がにじむ。

敗れた立命館大は終始ラインアウトが安定せず、プラン通りにゲームを組み立てられなかったことが大きく響いた。もっともその状況でもワンチャンスで逆転というところまで追い上げたのは地力の証であり、BKの切れ味鋭いラインアタックは、今季のチームのポテンシャルの高さを表していた。まだ自力で入替戦圏を脱出できる可能性は残っており、次節の近畿大との最終戦(12月2日14時キックオフ@花園II)は、文字通りマスト・ウィンの戦いとなる。

文:直江 光信

直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

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