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ラグビー コラム 2023年11月20日

【ハイライト動画あり】7人制ラグビー、大阪『ヨドコウ桜スタジアム』で『サクラサク』。男女ともパリ五輪出場権を獲得!

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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男女7人制ラグビー アジア予選 プレーオフ

【男子ハイライト】日本 vs. ホンコン・チャイナ|ロスタイムの劇的トライでパリ五輪出場権

パリ五輪の切符を掴んだ男子代表

◆男子は終了間際の決勝トライでパリへの切符を掴む

一方、男子日本代表は準決勝でUAE(プールB2位)と対戦した。前半は7-5とリードして折り返し、後半は石田大河、吉澤太一がトライを挙げて、21-5で決勝に進出した。

決勝はここ最近、2勝2敗と五分の戦いをしているホンコン・チャイナと対戦した。前半1分に相手にトライを許したが、3分、石田大河がサイド際で力強いランからトライを挙げて、7-7と追い上げる。しかし前半終了間際、裏へのキックから相手にトライを許して、7-14で前半を折り返した。

後半、拮抗した中の残り1分、日本代表はボールをキープし、石田吉平のオフロードパスを受けた谷中樹平が中央にトライを挙げて14-14と同点に追いつく。残り時間がなくなった中で、丸尾崇真がジャッカルを決めて相手の反則を誘った。

ロスタイムの劇的勝利

そして攻撃を継続し、最後は谷中からパスを受けた丸尾が身体を回転しながら腕を伸ばしてトライ。日本代表が21-14で逆転勝利を収めて、3大会連続となるオリンピック出場を決めた。

後半、2トライに絡んだ石田吉平

唯一の東京五輪経験者で、最後の2トライに絡んだ石田吉平は「そんなに焦っていなくて落ち着いてプレーでき、まわりが見えていた。セブンズでは1つミスすると響くので、ミスなく続ければトライが取れるという練習をしてきた。あの場面で取れたのは自分たちがやってきた成果」と胸を張った。

男子日本代表を率いるサイモン・エーモーHCは「本当に素晴らしい、選手の努力が見られた大会だった。初めてのホームでの大会で、家族、友人の前でプレーし、彼らのサポートも素晴らしく、最後のプレーにつながった」と選手たちだけでなく、関係者も称えた。

男子も3大会連続出場

また、林大成主将は「この2日間の自分たちの頑張りだけでなく、良い準備がここまでできた。アジアシリーズで何回か負けることもあったが、経験を積めてパリの切符を得ることができた。ホームでの応援はプレッシャーではなく、力になった。これからはパリ五輪に向けてやっていきたい」と前を向いた。

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