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ラグビー コラム 2023年11月17日

加速する京都産業大学、特別な存在の同志社大学との対戦。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 京産大アスレチック
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スクラムでペナルティを取り、雄たけびをあげる三木と土永

ラグビー関西大学リーグも終盤に突入し、残るところあと2試合となった。前節の関西学院大学戦では、前半相手のリズムで試合を進められ、苦しい場面もあった。

しかし、前半最後のSH(スクラムハーフ)土永旭(営3=光泉カトリック)のトライで流れが変わり、後半からFW(フォワード)を中心とした力強いプレーで圧倒した。相手をノートライに抑え、34-9で勝利した。セットプレーでも、京産大らしさが見られ、チームとしてまとまってきたことがわかる一戦だった。

その試合から3週間あき、迎える同志社大学戦。これまで、アタックを中心に全体的なレベルアップを目標として練習に励んできた。Aチームの試合のない期間に、ジュニアとコルツの試合が2週に渡って行われ、「ジュニアとコルツの頑張りがチームの底上げとなった。チームの雰囲気は良い」と三木皓正キャプテン(済4=京都成章)は話す。

対戦する同志社大はここまで黒星が続いているが、「ポテンシャルの高い選手がたくさんいる。まとまって死に物狂いできたらすごく脅威」(廣瀬佳司監督)と油断しない。

FB(フルバック)辻野隼大(済3=京都成章)は「京産大にとって同志社は特別な存在。今年の成績は関係なく、昔から目標に掲げてきた『打倒同志社』を意識して準備してきた」と話し、相手へのリスペクトをもって戦う。春季トーナメントで対戦した際には、BK(バックス)の展開力で、54-15と圧勝した。関西リーグでは、そこに『京産大らしさ』を加えて、京都勢対決に軍配を上げる。

復帰戦となった石橋

1年生ながらセットプレーの要であるLO(ロック)石橋チューカ(営1=報徳学園)は、右足首の捻挫で立命館大学戦と近畿大学戦の出場を見送っていた。久々の実戦となった関学戦では、高いラインアウトの成功率でチームの勝利に貢献した。入学時から成長した部分は、ディフェンス時の判断の速さ。逆にまだ足りていないのは「フィジカルの部分が春からの課題」(石橋)と話す。1年生から実戦で経験値を上げていきたい。

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