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ラグビー コラム 2023年10月26日

タフな極限世界「W杯3位決定戦」。アルゼンチン×イングランド。ラグビーW杯2023フランス大会

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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ラグビーW杯優勝の夢は、準決勝で潰えた。

それでも気力と体力を振り絞り、もう一度戦わなければならない。

モチベーション維持の難しさでは決勝戦を上回る、タフな極限的世界がラグビーW杯の3位決定戦だ。

日本時間10月28日土曜日(現地時間27日)、パリ郊外サンドニのスタッド・ド・フランスで、アルゼンチンイングランドが激突する。

イングランドのFBフレディー・スチュアードは今週、南アフリカに1点差(15-16)で敗れた準決勝後の気持ちを問われ、こう吐露した。

「あれ以来、毎日1時間の間に少なくとも数回は(準決勝のことを)考えてきました。接戦で負けるよりも、20、30点差で負けた方が受け入れることは簡単なのです。私たちは全員、打ちのめされています」

しかし再起すれば、勝利で大会を終えるチャンスが与えられている。

「誇れる仕事をしようと思います。一番やりたくないことは、2敗してワールドカップを終えることです」(イングランド、FBスチュアード)

その意気込みは、準決勝でニュージーランドにノートライで完敗(6-44)を喫した、アルゼンチンも同じのようだ。

アルゼンチンのCTBヘロニモ・デラフエンテは、3位決定戦へ向けて「敗戦しての帰国と、勝利しての帰国は違う」と話した。

「(銅)メダルを身に着けるのと、着けないのでは大きな違いがあります。私たちの目標は金メダル(優勝)を目指して決勝でプレーすることでしたが、今もまだメダルを勝ち取るチャンスがあります」

「メダルに関わらず全ての試合に勝ちたいと思ってはいますが、メダルがチーム、ファン、そして国にとって励みになることは確かです」

アルゼンチンには「借りを返す」というモチベーションもあるだろう。

前回対戦は9月のプールステージ第1戦。ジョージ・フォードに3本のドロップゴールなど27得点を奪われ、10-27で敗戦した。

前半3分に相手FLトム・カリーが退場となったにも関わらず、7人FWでスクラムを押されるなどし、数的優位を活かしきれなかった。3位決定戦はリベンジの好機だ。

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