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ラグビー コラム 2023年10月8日

【ハイライト動画あり】イングランド、薄氷の勝利も4戦全勝。サモアは4位。ラグビーワールドカップ プールD

ラグビーレポート by J SPORTS 編集部
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イングランドvs.サモア

5週目に入ったラグビーワールドカップ2023は、プール戦も残すところ5試合となり、現地土曜にリールで行われたプールDの試合では、既に1位でベスト8進出を決めているイングランドと、わずかながら決勝トーナメント進出の可能性を残したサモアが対戦。

試合が動いたのは9分。ハーフウェイライン付近からアタックを開始したイングランドは、手数をかけずにパスを回し、オープンサイドへ展開すると、タッチライン際で相手のラインを突破。最後はLO(ロック)オーリー・チェサムがインゴールに持ち込みトライを決める。

一方、サモアは12分にPG(ペナルティゴール)での反撃を試みるも、ここはSO(スタンドオフ)リマ・ソポアンガが左へ外し、得点機を逸する。

この後、前節からスタメン14人を変更し、メンバーをアップグレードしたイングランドは、SOジョージ・フォードとの揃い踏みとなったことで、この試合はCTBでの出場となったキャプテンのオーウェン・ファレルが、18分にPGを決め、それまでレジェンドのジョニー・ウィルキンソが保持していたイングランド代表歴代最多得点を更新する。

対するサモアは自陣でのインターセプト皮切りにアタックを開始すると、軽快なパスワークで敵陣へ攻め込む流れから、22分にWTB(ウィング)ナイジェル・アーウォンがトライを決めて応戦。コンバージョンも決まり、一気に1点差に詰め寄る。

このトライを契機にリズムが出始めたサモアは、敵陣でキックパスやオフロードパスをつなぐ躍動感溢れるアタックを見せると、29分にはPGではなくトライを狙ったラインアウトから、オープンサイドへのキックパスがインゴールへ走り込んだアーウォンにつながりトライ。

SOソポアンガのキックも決まり、サモアが14-8と逆転に成功する。攻勢を強めるサモアはその後も前半終盤まで敵陣での攻撃を継続し、繰り返し敵陣インゴールへ迫るも、試合はこの時間帯の劣勢を何とか守り切ったイングランドが、6点のビハインドを保ったまま後半へ。

ラグビーワールドカップ2023 フランス大会

【ハイライト動画】プールD イングランドvs.サモア |追い詰められたイングランドが終盤で逆転

後半最初にスコアの欲しかったイングランドは、キックオフから積極的にアタックを仕掛けるも、サモアは自陣でのターンオーバーを皮切りにテリトリーを回復すると、8分にソポアンガがPGを決め、17-8とリードを広げる。

攻撃がちぐはぐなイングランドは、40分近く得点が奪えない状況が続くも、18分にSOファレルがPGを決め、ようやくスコアを動かすことに成功する。イングランドは25分にも着実にPGでの加点を試みるが、ここはファレルがショットクロックのバイオレーションを犯し、得点機を逃す。

これで嫌な流れになりかけたイングランドだったが、26分にサモアにイエローカードが提示され数的優位に立つと、33分に敵陣深い位置でのマイボールスクラムから、途中出場のSH(スクラムハーフ)ダニー・ケアがインゴール中央付近へ飛び込みトライを奪う。このコンバージョンはファレルが難なく決め、イングランドが土壇場で18-17と逆転する。

その後、サモアは最後までイングランドを追い詰めるも、試合はそのまま終了の笛を迎える。最終戦で苦しみながらもプール戦を全勝としたイングランドは、プールD首位通過を決め、惜敗したサモアはプール4位が確定した。

★イングランドvs.サモア戦の試合データ

◆プールD 順位表
1位 イングランド:18(4勝0敗)※ベスト8進出
2位 アルゼンチン:9(2勝1敗)
3位 日本:9(2勝1敗)
4位 サモア:7(1勝3敗)
5位 チリ:0(0勝4敗)

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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