人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2023年10月2日

【ハイライト動画あり】南アフリカ、トンガとのフィジカルバトルを制す。ラグビーワールドカップ プールB

ラグビーレポート by J SPORTS 編集部
  • Line

南アフリカvs.トンガ

第4週に入り、すでに3チームがプール戦の全日程を終了したラグビーワールドカップ2023。マルセイユで行われた、現地日曜のナイトゲームには、これがプール戦最後の試合となる前回王者の南アフリカと、2連敗でこの試合を迎えたトンガが登場。

トンガのキックオフで始まった前半は、得点の応酬で幕を開ける。3分に好位置で得たPG(ペナルティゴール)を決めたトンガが先に試合を動かすと、直後の5分には敵陣深い位置でペナルティを得た南アフリカが、相手の意表をつくSH(スクラムハーフ)コーバス・ライナーのクイックリスタートでトライを挙げ応戦。復帰したSO(スタンドオフ)ハンドレ・ポラードが、コンバージョンを決め、スプリングボクスが7-3とする。

その後はトンガが10分以上に渡り、敵陣でボールを保持しながら攻め込むも、ここは南アフリカが粘りのディフェンスを見せ、無失点で劣勢の時間帯を乗り切る。すると20分、南アフリカは敵陣でのターンオーバーからアタックを展開すると、順目でパスをつなぐなか、CTB(センター)カナン・ムーディがラインブレークから一気にインゴールへ持ち込みトライを決める。

ポラードのコンバージョンも決まり、スタッツ的には押され気味だったスプリングボクスが効率的な攻撃で、14-3とリードを広げる。

主導権を握ったスプリングボクスはその後、テリトリーを回復させながら優位に試合を展開し、32分にラインアウトからのドライビングモールでトライを奪うと、キックも決め、21-3としてボーナスポイントにリーチをかける。

一方、トンガは38分に敵陣深い位置でのラインアウトから、FW(フォワード)でゴリゴリ押し込む展開を作り出すと、最後は151キロの巨漢キャプテン、PR(プロップ)ベン・タメイフナがインゴールへの扉をこじ開けトライを奪う。

この後、前半は南アフリカが終了間際のアタックで、トンガのインゴールを脅かす場面を作るも、ここはトンガが相手のパスをインターセプトし、こと無きを得る。

ラグビーワールドカップ2023 フランス大会

【ハイライト動画】プールB 南アフリカvs.トンガ|激しいフィジカルバトルを制したのは南アフリカ

南アフリカが21-8とリードして迎えた後半は、開始からスプリングボクスが押し気味に進めるなか、ラインアウトからのデザインプレーで大きくゲインし、その流れで最後は9分に途中出場のWTB(ウィング)ジェシー・クリエルがトライを決め、ボーナスポイントを確定させる。抜群の安定感を見せるポラードのキックも決まり、南アフリカが28-8と安全圏にリードを広げる。

この後、トンガが13分にこの試合2つ目のトライを奪って反撃の姿勢を見せると、南アフリカもFB(フルバック)ウィリー・ルルーのトライで応戦。南アフリカはコンバージョンも決め、再びリードを広げる。

さらに23分には自陣でのラインアウトからモールを形成しつつ、BK(バックス)がパスを繋ぎながら大きくゲインする展開へと持ち込み、フェーズを重ねずに手早くトライを奪う。途中出場のSOマニー・リボックがキックを決め、南アフリカが42-13として勝敗の行方を決定づける。

試合はその後、両チームともに1トライずつ追加し、南アフリカが49-18で勝利。これで5ポイントを追加した南アフリカが、4試合トータルの勝ち点を15とし、「死の組」プールBからの決勝トーナメント進出へ大きく前進した。

★南アフリカvs.トンガ戦の試合データ

◆プールB 順位表
1位 南アフリカ:15(3勝1敗)
2位 アイルランド:勝ち点14(3勝0敗)
3位 スコットランド:10(2勝1敗)
4位 トンガ:0(0勝3敗)
5位 ルーマニア:0(0勝3敗)

※4・5位は得失点差

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ