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主将・山本敦輝(右)と副将・芦塚仁
今季は「砕」をスローガンに掲げ着実に進化してきた同志社大学。春シーズンは関西大学トーナメントで2位と満足のいく結果を得られず、秋のAリーグでの雪辱に燃えている。開幕戦が目前に迫る中、就任2年目を迎えた宮本啓希監督、PR(プロップ)山本敦輝主将と、FB(フルバック)芦塚仁副将にこれまでのチームと今後の展望を聞いた。
【宮本啓希監督】
―― チームづくりの手応えはいかがですか?
良いです。今週も東京遠征に行ってから開幕試合の準備を始めた。すごく準備する時間があったので、いろいろなことができたと思います。
―― 特に期待している選手はいますか?
4年生は勝手にやってくれると思う。若い1、2年生が多いので、下級生は思いっきりやる部分で期待しています。
開幕に向け笑顔を見せる4年生
―― 4年生に対して何か思いはありますか?
毎試合1回しかないから、後悔しないでほしい。そういうパフォーマンスを出してほしいと思います。
―― ファンの皆さんに向けて一言お願いします。
昨年は花園第2グラウンドの開幕戦、同志社大学の鬼門で敗れてしまって、スタートが悪く、なかなか思うような進み方をしなかった。シーズン全体よりも開幕3連戦が全てだという気持ち、特に開幕戦が全てだという気持ちでやっている。どれだけ今年は違うかなと感じていただけるかが大事だと思うので、開幕戦を見てこれからの手応えをつかみたいと思います。
【山本敦輝主将・芦塚仁副将】
―― 主将、副将になってからお互いの印象で変わったな、と思う部分はありますか?
山本:芦塚はケガをしていたので、その中でできることを考えてやってくれている。プレーしながらであっても、僕自身ができることは少ない中で、やっぱり外から声を出してくれているのが、すごく助かっている部分だと思います。
芦塚:山本はキャプテンとして、常にチームが1番こうすれば良いんじゃないか、ということを誰よりも考えてくれている。そこでチームが良い方向に行くようになっているし、そういうところがシーズンに入ったら、どんどん強みになってくる。いつもリードしてくれているので助かっています。
―― 春シーズン全体を振り返って、何か思うことはありますか?
山本:最後あのような形で京都産業大学に負けて終わってしまった。ケガ人も多かったので、自分らの年はすごく不完全燃焼な感じがした。悔しい結果だったなというのが春シーズンです。
芦塚:ファイナルまで行ったんですけど、最後に負けてしまって悔しい結果だった。悔しい春だったかなという感じです。
―― 春の課題を踏まえて、チームとして夏に力を入れてきたところを教えてください。
山本:ディフェンスのところの強化をさらにやろう、特に個人個人が常に発信して、コミュニケーションを取り続けることをやろうと言ってきた。うまくいっていると思います。
芦塚:もう1回ディフェンスのところにフォーカスしてきたので、そこが秋にしっかりと出て結果につながると思います。
練習中に話し込む宮本監督(左)と山本敦輝(右)
―― 夏合宿が終了してから3週間経ちましたが、チームに変化はありましたか?
山本:夏合宿が終わってから、今週の立命館大学戦に対しての準備のところをチームでやろうと言っていた。先週は東京遠征に行って、今週は1つ1つ練習を終わらせていく中で、本当に良い準備ができていると思います。
芦塚:今のところ、すごく良い準備ができているので、それを本番にやって出すだけ。楽しみな感じです。
―― 今季から下級生をリーダー陣に加えた意図や効果を教えてください。
山本:来年になった時に後輩たちが、リーダーの仕事を知らない状態、どうやってリーダーとしての役割を果たしたらいいのか、わからない状態でスタートするのはすごくもったいない。
後輩を連れて巻き込んだ状態で指揮を取れたら、これから強くなっていかないといけない中で、良い影響を与えられると思った。実際のところ、積極的にコミュニケーションを取って、学年関係なく声を出してくれているので、僕自身も助かっている部分はいっぱいあります。
芦塚:入れたことで、やっぱり下からの意見が上まで入ってきやすくなっている。チームのいろいろなところから意見も聞けるし、それを踏まえてチームづくりができているので、良い感じに進んでいると思います。
―― 改めて今シーズンの目標を教えてください。
山本:目標自体は、帝京大学に勝って日本一になること。そこは変わらない。
―― 個人として秋シーズンのテーマがあれば教えてください。
山本:優勝かそれ以外かだけです。
芦塚:個人的に、まず1日でも早く、試合とかグラウンドに復帰し、みんなとラグビーをして、その中で自分の強みを全力で出して、チームの勝利に貢献できるように、優勝に貢献できるようにやっていきたい。
―― 今年のチームの強み、注目してほしい部分を教えてください。
山本:強みの部分はディフェンス。しっかりやってきたので、そこから自分たちの流れを作っていくところを見てほしいです。FW(フォワード)のセットプレーもしっかりやってきたので安定、もしくはドミネートできるセットプレーを見ていただきたいです。
芦塚:BK(バックス)は岡野喬吾のプレーを見てください。やってくれると思います。
―― ファンの方に一言
山本:まず、関西1位を取って自分たちの目標である「帝京に勝って日本一」になるところを体現するので、応援の程よろしくお願いします。
芦塚:いつも応援してくださっていることに感謝しています。いろいろなサポートもしていただいているので、そこは結果で恩返しというか、形で返すことが1番良いと思っているので、感謝の気持ちを形として出したいと思います。
取材・文:勝部健人/写真:湊結子(同志社スポーツアトム編集局)
同志社スポーツアトム編集局
同志社スポーツアトム編集局は1978年に創刊された同志社大学唯一の体育会機関紙です。年6回の本紙の発行を軸に、号外の発行やHPの管理などをすべて学生の手で行っています。
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