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ラグビー コラム 2023年9月16日

慶應義塾大学、立教大学と対戦。後半の攻防が勝敗のカギを握る。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 慶應スポーツ新聞会
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ラグビー 関東大学対抗戦2023

【ハイライト動画】筑波大学 vs. 慶應義塾大学|慶應、ロスタイムで無念の逆転負け

立大は早大と対戦。実績的にも経験的にも早大の方に分があるかと思われたが、前半25分までは早大の攻撃を抑え込み、むしろマイボールの時間帯の方が長く攻め込んでおり、トライチャンスも見受けられた。前半14分に早大SO野中健吾(スポ2・東海大大阪仰星)の個人技で大きくゲインされ、守備陣形が崩れていた分トライまでもってかれたものの、それ以外は互角の戦いであった。

だが、25分にパスのミスが3回続き、相手にボールが渡りトライを許したところから、完全に早大ペースとなってしまった。34分には、敵陣で攻めていながら、1つのパスミスのノックオンから野中のキックで大きく陣地を回復されたのち、BK(バックス)陣にランで勝負されトライを許した。

37分には、敵陣でのハイパントをフェアキャッチされ、膝で軽く蹴って再開した早大のFB(フルバック)矢崎由高(スポ1・桐蔭学園)に反応できず、1人で一気に走りきられトライを許した。後半は早大との体力の差を見せられ、1回のタックルで相手を倒せずに前進を許す場面が多くなった。12分に途中出場のHO(フッカー)二木翔太郎(観4・立教新座)のトライで一矢報いるも、マイボールでプレーする時間が短くなった。

立大の攻撃パターンとすれば、前半に主に見られたようなSO中優人(観3・桐蔭学園)のキックでエリアを取り、チャンスを拡大し、BK陣に展開、近場でFW(フォワード)勝負を当てるという形になりそうだ。そうなれば、中のキックの精度、どの作戦を繰り出すかという判断力も必要になるだろう。

両者とも、前半では自分たちのプランを高い精度で実行できている。前半戦では点の取り合いということにはならず、後半戦で体力が落ちてきた際に、一踏ん張りできたほうが勝利を掴むだろう。

文/写真:野上賢太郎(慶應スポーツ新聞会)

慶應スポーツ新聞会

慶應スポーツ新聞会

慶應義塾大学文化団体連盟所属の公認サークル。通称ケイスポ。全40ある体育会の取材から記事の執筆、年7回の新聞製作まで全て学生の手で行う塾内唯一のスポーツ新聞サークル。部員数約50名、35年の歴史を持つ。»慶應スポーツWebサイト

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