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ラグビー コラム 2023年9月15日

メンバーを入れ替えたフランス、ウルグアイの善戦に苦しむも2連勝。ラグビーワールドカップ プールA

ラグビーレポート by J SPORTS 編集部
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プールA フランス vs. ウルグアイ

現地9月8日に幕を開けたラグビーワールドカップ2023。試合のない3日間を経て迎えたこの日は、開幕戦で強豪オールブラックスに快勝した開催国フランスと、これが大会初戦となるウルグアイが激突。

前の試合から12人と大幅にメンバーを入れ替えて臨んだフランスはキックオフ直後、敵陣でのスクラムでペナルティ勝ち取ると、ショットを選択し、4分にこのPG(ペナルティゴール)を、FB(フルバック)メルヴィン・ジャミネが決め、早々に先制する。

対するウルグアイも失点直後の6分、ハーフウェイライン付近でのラインアウトから流麗なパスワークを見せ、最後はオープンサイドへのキックパスからWTB(ウィング)ニコラス・フレイタスがトライを決め逆転に成功。

それでも、フランスは序盤からスクラムで相手を圧倒する中、いずれもスクラム絡みで、11分にトライとコンバージョン、さらには16分にPGを決め、13-5として試合の主導権を握る。

この後、フランスは27分にLO(ロック)ロマン・タオフィフェヌアが危険なタックルでシンビンとなり数的不利を強いられるも、10分間を無失点で凌ぐ。しかし、フランスは再び優位に試合を進めるなか、相手インゴール前でウルグアイ最後の牙城を崩し切れず、試合はフランス8点リードのまま後半へ。

後半に入り、ウルグアイは果敢なアタックから鮮やかなラインブレイクでビッグゲインするなど見せ場を作るも、得点に結びつかない展開が続く。一方、フランスも後半6分にPGを外し、追加点のチャンスを逸する。

得点が動いたのは、13分。ウルグアイは敵陣深い位置からのラインアウトを皮切りに、ピッチ中央付近でフェーズを重ね、最後はステップで守備をかわしたFBバルタサール・アマヤがトライを決めると、角度のないコンバージョンをSO(スタンドオフ)フェリペ・エチェヴェリが決め、1点差に詰め寄る。

しかし、フランスは15分に途中出場のHO(フッカー)ペアト・モヴァカがトライを決めると、キックも決まり、20-12と瞬く間に8点のリードを取り戻す。

ウルグアイは試合終盤にかけ、粘り強いアタックを見せるが、地力に勝るフランスに対し、33分にトライを喫する。結局、試合はそのままノーサイド。ウルグアイが善戦するも、フランスが27-12で開幕2連勝を飾った。

◆プールA 順位表 
1位 フランス:勝ち点8(2勝0敗) 
2位 イタリア:5(1勝0敗) 
3位 ニュージーランド:0(0勝1敗) 
4位 ウルグアイ:0(0勝1敗) 
5位 ナミビア:0(0勝1敗) 

※3~5位は得失点差

J SPORTS編集部

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