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ラグビー コラム 2023年1月26日

上位3強入りをかけた激突。シャトルズ愛知×釜石シーウェイブス、ジャパンラグビー リーグワン ディビジョン2第4節プレビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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一方のシーウェイブスはフロントローに負傷者が相次ぎ、通常の23人から一人少ない22人の登録メンバーで戦うという苦しい状況ながら、20-17で迎えた後半に3トライを奪ってブルーシャークスを振り切った。流れを大きく変えた56分のパスカットに加え、5G3PGとすべてのキックを決めて24点を挙げたCTBジョシュア・スタンダーの大車輪の活躍が光ったが、FW陣がフィジカルバトルで奮闘し、課題だった立ち上がりを改善できたことも大きな勝因だった。今節もやはり、試合の入り方と接点の攻防が大きなテーマとなる。

豊田自動織機シャトルズ愛知スターティングメンバー

発表された登録メンバーをチェックすると、シャトルズは前節から先発7人を入れ替えてきた。FWではPR渡邊彪亮、HO牛原寛章、PR小寺晴大のフロントローに、由良祥一と金堂礼の両FLがスターティングラインアップに名を連ね、BKは左WTBに河野竣太、13番に松本仁志が入った。NTTドコモレッドハリケーンズ大阪から加入した牛原と流経大卒のルーキー河野は、これがシャトルズでの最初の公式戦。FL由良も今シーズン初出場となる。

釜石シーウェイブススターティングメンバー

対するシーウェイブスの先発変更はPR寺脇駿、LO西井利宏、FBキャメロン・ベイリーの3人。同時出場は4人までの枠があるカテゴリーBおよびCの外国人選手をFWとBKに2人ずつ振り分け、バランスを意識した布陣という印象だ。注目はSO中村良真、CTBスタンダー、FBベイリーという今季初めて並ぶプレーメイカー3人が、どのように機能するかという点。レッドドルフィンズとの初戦、三重ホンダヒートとの2戦目でインパクト抜群のプレーを見せたNO8セタ・コロイタマナをどのタイミングで投入するかも、流れを左右する要素になる。

現在3位のシャトルズはここで勝利を積み上げ、勝ち点1差の4位レッドドルフィンズに少しでもプレッシャーをかけたいところ。5位シーウェイブスもこの試合に勝てば3位まで浮上する可能性がある。お互いの意地と気迫がぶつかり合う80分になりそうだ。

文:直江 光信

直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

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