人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2022年12月1日

天理大が逆転優勝へ望みをつなぐか。同志社大は選手権と入替戦の命運を分ける大一番。ラグビー関西大学Aリーグ最終節プレビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
  • Line

 

天理大にとってはわずかに可能性が残るリーグ優勝へ望みをつなぐ一戦だ。現時点での勝ち点は25で、前節直接対決で敗れた首位京都産業大(勝ち点28)との差は「3」。12月3日の花園第1グラウンドでの最終節、11時45分キックオフのこのゲームに勝利すればいったんは上回ることになり、その後に同会場で近畿大と対戦する京都産業大にプレッシャーをかけられる。

一方の同志社大は現在、2勝4敗の勝ち点11で5位。この天理大戦でボーナスポイント付きの勝利を挙げ、勝ち点5を積み上げれば大学選手権出場(3位以内)への道がかろうじてつながるかもしれない半面、敗れると他会場の結果次第で入替戦に回るケースも考えられる。文字通り命運をかけた大一番だ。

両校のここまでの戦いぶりを振り返ると、天理大は快勝といえる試合こそ少なかったものの確かな地力を感じさせる内容で危なげなく白星を積み上げてきた。全勝対決となった第6節の京都産業大戦は序盤に見事な集中力で主導権を握り、互角の勝負を展開。最後は22-29で競り負けたが、ここにきてチーム力が研ぎ澄まされつつあることを印象づけた。

対する同志社大は初戦で立命館大に15-19、第4節で関西学院大に34-38と、前半戦で接戦を2つ落としたことが痛恨だった。11月6日の第5節では京都産業大に26-31と肉薄し、上昇のきっかけをつかんだかに思われたが、続く20日の近畿大戦はほとんど持ち味を発揮できないまま0-34で完敗。前に出る意欲で圧倒された前節から、この2週間でプレー、メンタルの両面をどこまで立て直してきたかが問われるゲームとなる。

それぞれのスタッツを見ると、天理大はこれまでの6試合の平均得点が34.5、平均失点が13.2であるのに対し、同志社大は平均得点21、同失点は26.5。平均失点を比較すれば天理大は京都産業大(20.3)、近畿大(16.7)を凌駕するリーグ最少の数字を残しており、安定感あるディフェンスをベースにしたチームであることがうかがえる。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ