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ラグビー コラム 2022年11月18日

帝京大学vs.明治大学、全勝対決は優勝がかかった大一番。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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今季、新たに就任した帝京大学の相馬朋和監督は早稲田大学戦に勝利した後、「我々の強みはコンタクト、セットプレー。その強みがどんどん見られる、その部分で突き抜けていけるようなチームを目指していきたい」と語気を強めた。やはり、監督言葉通り、相手が明治大学戦でもタックル、接点といったコンタクト、そしてスクラム、ラインアウトで優位に立ち、SO高本を中心にFW、BK一体となって得点を重ねていきたい。

明治大学のスタメン

続いて明治大学のメンバーだ。前節からFW1人、BK1人を替えてきた。FWは控えからPR為房慶次朗(3年)が先発に回り、キャプテンでありエースのWTB石田吉平(4年)が10月の立教大学戦のケガから復帰を果たした。

FWの第1列はPR中村公星(4年)、為房、HO松下潤一郎(3年)の3人、LOはともに191cmの山本嶺二郎(3年)と武内慎(4年)のコンビ。バックローはFL森山雄太(3年)、福田大晟(2年)、NO8木戸大士郎(2年)となった。

ハーフ団はSH萩原周、SO伊藤耕太郎の3年生コンビ、CTBはキッカーを務める廣瀬雄也(3年)と副将の齊藤誉哉(4年)のコンビ、バックスリーはWTB石田主将、秋濱悠太、FB安田昂平(ともに2年)の3人となった。

控えには前節メンバー外だったHO金勇哲(2年)、PR富田陸(1年/常飛翔学園出身)、LO亀井茜風(3年)の3人が名を連ねた。1年生のCTB山村和也(報徳学園出身)もベンチからの出場をうかがう。

前節、明治大学の神鳥裕之監督は試合を振り返り、「チームとしてのまとまりがあって、今日は非の打ちどころがなかった」と及第点を与えていた。やはり、コンタクト、セットプレーと相手が得意としているエリアで互角に戦い、調子のいいBK陣でトライを取りたい。1ヶ月半ぶりの復帰戦となる石田主将も「負けると帝京大学を勢いづかせてしまうので、僕らが勝って対抗戦で1位になり、大学選手権にいい形で臨みたい」と意気込んでいる。

試合当日は、あいにくの雨予報となっている。昨季の対抗戦は帝京大学が14-7で勝利しているが、やはりセットプレー、そして接点での攻防が勝敗の趨勢を握りそうだ。帝京大学が3トライ差をつけて勝利し、対抗戦で11度目の優勝を決めるのか。それとも明治大学が勝利して逆に優勝に王手をかけるのか。対抗戦だけでなく、今季の大学ラグビーを占う大一番は11月20日(日)、午後2時に秩父宮ラグビー場でキックオフされる。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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