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ラグビー コラム 2022年9月22日

東海大学は衝撃敗戦から再起へ。昇格組・立正大学はアップセットなるか。群雄割拠の関東大学リーグ戦1部

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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レキマ・ナサミラ(東海大学)

戦国時代の到来か。

9月10日(土)に開幕した関東大学リーグ戦1部は、開幕週の4試合中3試合が「11点差以内」の接戦だった。

29季ぶり昇格の東洋大学に関しては、リーグ4連覇中の東海大学を27-24で破る大金星。戦国時代の様相となり、リーグ戦の行方がより興味深くなってきた。

そして9月24日(土)、埼玉・熊谷に、今季初勝利を目指す1敗の東海大が登場する。

王者にチャレンジするのは、同じく1敗の立正大学。東洋大と同じ昇格組だ。8季ぶりとなるリーグ戦1部で、東洋大に続くアップセットを狙う。

立正大学は強い。

指揮官は元日本代表SHの堀越正己監督。高速展開の申し子だった名スクラムハーフらしく、チームは「9番を中心に動き」「スペースにボールを運ぶ」(堀越監督)スタイルだ。

昨季からの主力が多く残り、春季大会はCグループで4勝1敗(不戦勝1)の2位。充実した春を過ごし、さらに夏には戦術戦略が深まったという。

「夏合宿で個人面談をしながら戦い方を話す機会があり、それを夏合宿でやり込みました。そこでチームが上向きになってきた印象です」(立正大・堀越監督)

迎えた日本大学とのリーグ開幕戦で、立正大は驚きの戦術を見せた。

徹底したハイパント攻撃。これには日本大の中野克己監督も「描いていた立正大学さんとはかなり違い、選手が慌てる場面もありました」と予想外だったと語った。

立正大の奇襲は成功した。

昨季リーグ戦2位の日本大に対し、開始70分を過ぎまで5点リード(33-27)を奪っていた。番狂わせまであと一歩。しかし終盤に2トライを奪われ、11点差(33-44)の惜敗となった。

思えば今夏、本稿筆者のインタビューの際、代表26キャップの堀越監督はこんな言葉を残していた。

「すべての試合をテストマッチのつもりで闘いたい」

格上相手には守備から僅差に持ち込み、勝ちにこだわり、1点でも上回る――。

予想を覆す日本大戦のハイパント攻撃は、テストマッチ同様、徹底的に勝ちにこだわる覚悟に見えた。

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