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ラグビー コラム 2022年5月20日

豪華布陣で迎える2週後の再戦は熱戦必至。リーグワンプレーオフ準決勝、埼玉ワイルドナイツ×クボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦プレビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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12勝4敗(うち不戦勝2)の3位でリーグ戦を通過したスピアーズは、国内屈指の大型FWの推進力を軸にした頑健なスタイルで近年着実にチームのスタンダードを高めてきた。今季敗れた4試合のうち10点差以上の負けは、14-14の同点から残り10分で突き放された最終節のワイルドナイツ戦だけ。サントリーサンゴリアスに肉薄し、トヨタヴェルブリッツ東芝ブレイブルーパス東京コベルコ神戸スティーラーズといった実力者を完勝で退けてのプレーオフ進出は、トップクラブの評価を確たるものとする堂々の足跡といっていい。

さらに今シーズンは、ベストラインブレーカー賞に輝いたルーキーのWTB根塚洸雅の台頭などでBKの得点力が向上したことも、チームとして次のステージへ進む原動力となった。リーグ戦での総得点555、総トライ数76は、いずれも首位のサンゴリアス(それぞれ577、78)に次ぐ全体2位の数字。ライン攻撃やキックカウンターによる突破が増えたことで、相手ディフェンスの意識が分散し、自慢のFWの破壊力がより引き立つ相乗効果を呼んでいる。

ワイルドナイツのHO堀江が「ガラッと戦術を変えてくると予想している」と語ったように、戦い方についてはいずれの側も2週前とは違ったプランで臨んでくるだろう。前回の内容を布石に、とっておきのオプションなども準備しているはず。そうした想定外の局面への対応力が、この試合の重要なポイントになる。

またそれに関連して注目されるのがセットピースだ。攻守の起点であり、用意したスペシャルプレーを遂行するにはここでの安定した球出しが必要不可欠。特にプレーオフではラインアウトでこれまで見せてこなかったムーブやサインを使ってくるケースが多いだけに、どんな駆け引きが繰り広げられるのか興味深い。

埼玉ワイルドナイツスターティングメンバー

クボタスピアーズ船橋・東京ベイスターティングメンバー

キックオフ48時間前に発表された登録メンバーを見ていくと、2週前の対戦からワイルドナイツ、スピアーズとも先発15人のうち4人を入れ替えた。FW第1列は前節と同じ稲垣啓太坂手淳史、平野翔平と海士広大、杉本博昭、北川賢吾のマッチアップ。LOではヒーナンダニエル、エセイ・ハアンガナのコンビが、スピアーズの誇るツインタワー、デーヴィッド・ブルブリングとルアン・ボタに挑む。バックローで対峙するのは、ワイルドナイツのFLベン・ガンター、FLラクラン・ボーシェー、NO8ジャック・コーネルセンに、スピアーズのFLトゥパフィナウ、FLピーター・ラピース・ラブスカフニ、NO8ファウルア・マキシの3人だ。

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