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NTTドコモレッドハリケーンズ大阪 vs. トヨタヴェルブリッツ
リーグワンは今週末第13節を迎える。優勝を争うプレーオフ進出枠の4位入りを巡る戦いはし烈だ。現在4位の横浜キヤノンイーグルス(横浜E)は勝ち点「36」。5位東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)は「34」、6位トヨタヴェルブリッツ(トヨタV)は「32」。4点差に3チームがひしめき合う。この第13節で一発逆転もあり得る戦いだ。
6位のトヨタVは、4月16日、午後5時から大阪・長居の「ヨドコウ桜スタジアム」でNTTドコモレッドハリケーンズ大阪(RH大阪)と戦う。RH大阪は10位に甘んじているが、前節は首位の東京サンゴリアス(東京SG)と前半3-14という好勝負を繰り広げた。最終的には突き放されたが、後半34分まで3―21で食い下がった。NTTグループのチーム再編によって、RH大阪はNTTドコモが所有する企業チームとして社員中心の運営となる。下部リーグからの再スタートが決まっており、入替戦には出場しない。つまり現体制で戦うのは、あと4試合だ。
モチベ―ションが難しく感じるが、ヨハン・アッカーマンヘッドコーチは、選手たちに「未来を考えて苦しむのではなく、いまこの瞬間を大切にしよう」と語り掛けているという。「一人一人が誰に対して、どんなことをインスパイアしたいのか考えよう。一人でもお客さんが来てくれるなら、その人のために戦おう」。選手たちにとって、一つひとつの試合がラグビー選手として大切な時間になる。ホストゲームとなる今回の試合も、トヨタVに全力で立ち向かうだろう。
NTTドコモレッドハリケーンズ大阪 スターティングメンバー
今回のメンバーを見ると、東京SG戦のメンバーから先発で7名の変更がある。ベテランのFL杉下暢、WTB茂野洸気が先発。昨年12月に追加入団したスコットランド代表CTBニック・グリッグもリザーブから先発へ。HB団は同じく追加入団のSHティアン・メイヤーと、SO高野祥太という先週と同じコンビ。そして、RH大阪ファンにとって待ちに待った人が帰って来た。日本代表LOヴィンピー・ファンデルヴァルトだ。昨年10月の日本代表合宿で負傷し、リハビリを続けていたが、今回、リザーブ入り。途中出場で持ち前のフィジカルの強さを発揮し、ボールキャリー、タックルでチームを勢いづけられるか楽しみだ。
トヨタヴェルブリッツスターティングメンバー
トヨタVは、前節、4位の座を争うBL東京に31-53で敗れた。しかし、突き放されたのは終盤で、後半24分、WTB高橋汰地のトライで31-32と1点差に迫るなど互角の勝負を繰り広げた。今節はその試合から先発で6名の変更がある。前節、試合直前に欠場が決まったLOパトリック・トゥイプロトゥが先発復帰。身長2mのLOマイケル・アライダイスとLOコンビを組む。FWの主軸となってきたFLピーター・ステフ・デュトイは欠場し、代わって吉田杏が6番を背負う。ブレイクダウンの仕事人、FL古川聖人は引き続き先発だ。SOは前節のティアン・ファルコンに代わって、ライオネル・クロニエが先発し、元日本代表CTBマレ・サウは第5節以来のメンバー入りとなる。
勝ち点を積み上げたいトヨタVとしては、3トライ差以上つけるボーナス点を獲得しながら勝利したい。両チームは1月22日の第3節で対戦するはずだったが、コロナウィルス感染症の影響で中止になっており今季初対決だ。昨季までの対戦成績はトヨタVが3連勝中。いずれの試合も30得点以上を記録している。プレーのスタッツでいえば、トヨタVは、ラインアウトのスチールが今季リーグ最多の31回を記録(22%)。実は、RH大阪もスチール率が20%と高く、ラインアウトのボール争奪戦は見どころのひとつだ。
また、トヨタVの姫野和樹は、静岡ブルーレヴズのクワッガ・スミスと並んでジャッカル数が10回でリーグ最多だ。RH大阪にとっては脅威だろう。どのチームもシーズンが深まるにつれて、組織プレーの精度が上がり、ディフェンスも堅くなっている。この試合も、緊迫感ある攻防が続く、見どころの多い展開になるだろう。
文:村上 晃一
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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