人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2022年4月11日

世界にひとつだけのクラブ~活動停止の宗像サニックスに敬意を~

be rugby ~ラグビーであれ~ by 藤島 大
  • Line

 

2012年の春。当時の日本代表のエディ・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)にサニックスの印象を聞くと語った。

「スタイルを評価します。いいラグビーです。ボールの動かし方に独自性がある。成績にも示されています。でもあのスクラムやモールでは優勝はできない。本当に強いチームには勝てません。国際ラグビーに置き換えればトップ10には入れない」

甘い言葉ではないが正しい評価だと思う。

2015年のワールドカップ。南アフリカ代表スプリングボクス戦の殊勲のトライ。かのヒーロー、カーン・ヘスケスは宗像が国際舞台に送り出した。強靭なステップのランナーはニュージーランドでは身長が「ショート」とされ、オールブラックスどころかスーパーラグビーにも招かれなかった。でも日本の九州に目利きがいた。

16年1月。ヘスケスその人に質問してみた。母国にいたころに「いつの日か自分がスプリングボクスをやっつける」なんて想像しましたか?

「もちろんノーです」

この一言だけで宗像サニックスブルースは世の中にあってよかった。

文:藤島 大

藤島大

藤島 大

1961年生まれ。J SPORTSラグビー解説者。都立秋川高校、早稲田大学でラグビー部に所属。都立国立高校、早稲田大学でコーチも務めた。 スポーツニッポン新聞社を経て、92年に独立。第1回からラグビーのW杯をすべて取材。 著書に『熱狂のアルカディア』(文藝春秋)、『人類のためだ。』(鉄筆)、『知と熱』『序列を超えて。』『ラグビーって、いいもんだね。』(鉄筆文庫)など。 ラグビーマガジン、週刊現代などに連載。ラジオNIKKEIで毎月第一月曜に『藤島大の楕円球に見る夢』放送中。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ