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ラグビー コラム 2022年3月31日

リコーブラックラムズ東京、関西の強豪大学から2人のFWが加入

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ジャパンラグビー リーグワンでは大卒新人がは4月から公式戦に出場できる。すでに多くの選手が練習に参加し、出場機会をうかがっている。それではリーグワン・ディビジョン1の各チームに加わった新人選手を紹介していきたい。

昨季、最後のトップリーグではベスト8に入り、リーグワンになると若いBK(バックス)陣が躍動、上位チームと接戦を演じているリコーブラックラムズ東京。そんな黒衣軍団には、関西の強豪大学の中核をなしたFW(フォワード)が2人加入した。

天理大学、初の大学選手権優勝に貢献したHO佐藤

1人目は2020年度、天理大学の大学選手権初優勝に貢献し、2021年度はキャプテンを務めたHO(フッカー)佐藤康だ。身長168cm、体重95kgと決して大きい部類ではないが、堅実かつ、身体を張ったプレーが持ち味で、セットプレーでも強みを見せる。

4歳でラグビーを始めて、天理高校3年時は選抜大会に出場し、そのまま天理大学に入学した。大学1・2年の間は1試合の出場に終わったが、大学3年時から2番を背負い、春からPR(プロップ)谷口祐一郎(ブラックラムズ東京)、小鍛冶悠太(東芝プレイブルーパス東京)の3人でFW第1列を組み、強力なスクラムを武器とした。

佐藤は「ブラックラムズ東京という素晴らしいチームでラグビーができることに感謝し、チャレンジし続けたいと思います。少しでもチームに貢献できるように頑張りたい」と謙虚に話した。

もう1人は高校日本代表、ジュニア・ジャパン、U20日本代表とユース代表を歴任した近畿大学出身の身長190cm、体重97kgのLO(ロック)/FL(フランカー)の山本秀だ。大学4年時はFWリーダーを務めた。

小学校3年生から競技を始め、京都成章高校ではLOとして存在感を示した。近畿大学でも大学1・2年から躍動した。ただ、大学3年、4年時はケガの影響もあり、2試合ずつの出場にとどまった。特に9年ぶりに出場した大学選手権では、後半32分間の出場に終わり4回戦で敗退する悔しい経験をした。

社会人ではLOだけでなくFLでのプレーも視野に入れる。山本は「強気なプレーでチームに貢献できるように頑張りますので、応援のほどよろしくお願い致します」と意気込んだ。

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2021年度の新人もPR谷口、SH南昂伸(大東文化大学出身)の2人はすでにチームの中軸として試合に出場している。佐藤、山本も若さ溢れるプレーでブラックラムズFWの新たな力になりたい。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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