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ラグビー コラム 2022年3月11日

巻き返しを期す神戸スティーラーズか、連勝を狙うブラックラムズ東京か。リーグワン第9節プレビュー。

ラグビーレポート by 直江 光信
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コベルコ神戸スティーラーズ vs. ブラックラムズ東京

1月7日の開幕からはや2か月が過ぎ、ジャパンラグビー リーグワンは今週末から全16節のリーグ戦の後半戦に突入する。トップ4によるプレーオフトーナメント進出と、下位3チームが回る入替戦の回避を巡り順位争いが熱を帯びてくる中、3月12日土曜日には、コベルコ神戸スティーラーズが地元の神戸総合運動公園ユニバー記念競技場でリコーブラックラムズ東京と対戦する(14時30分キックオフ)。

両チームの現在の状況から見ていくと、ホストチームのスティーラーズは2勝6敗の勝点11で9位と、ここまで厳しい戦いが続いている。開幕連敗スタートから第3節でクボタスピアーズ船橋・東京ベイに27-22で競り勝ち、翌週も埼玉パナソニックワイルドナイツに37-41と肉薄して復調の兆しを感じさせたが、その後新型コロナウイルスの陽性者が出て第6、7節と不戦敗を余儀なくされたのはいかにも痛かった。約1か月ぶりのゲームとなった前節は十分な準備ができなかった影響もあって、東京サントリーサンゴリアスに17-56と大敗。そこからの1週間でどこまでチームを立て直してきたかという点が、今節の注目ポイントになる。

一方のブラックラムズは3勝5敗の勝点16で現在7位。不戦勝がひとつ、不戦敗が2つあり、行われた試合で数えれば2勝3敗となるが、敗れた3試合はサンゴリアス(33-36)、トヨタヴェルブリッツ(19-23)、横浜キヤノンイーグルス(12-30)と上位勢が相手で、内容的にもタイトな接戦だった。全員が貪欲かつひたむきに体を当てるカルチャーが浸透しており、一体感あるチームに仕上がってきているという印象だ。前節のNECグリーンロケッツ東葛戦では、終了間際の自陣ゴール前でのピンチをしのぎ切って開幕戦以来の実戦での勝利を手にしており(21-18)、いい精神状態で今週の試合に挑んでくるだろう。

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実施試合数が違うため単純に比較はできないが、両者のここまでのスタッツで注目されるのは得点と失点だ。スティーラーズが6試合で得点173(1試合平均28.8)、失点が257(同35.8)という数字に対し、ブラックラムズは5試合で得点149(同25.6)、失点は171(同25.8)。スティーラーズは点を取れる半面、失点はリーグ最多とディフェンスに課題があるのが明確で、3試合で40失点以上の大敗を喫している。逆にブラックラムズは、20~30点前後の競り合いで最後に守り勝つのが得意のゲーム展開といえるだろう。スティーラーズにすればいかに失点を最小限に抑えられるか、ブラックラムズは拮抗したスコアで終盤を迎えられるかが、今節のそれぞれのテーマになりそうだ。

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