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ラグビー コラム 2022年1月21日

連敗のコベルコ神戸スティーラーズ ホストゲームで今季初勝利なるか?

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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20日夜にオンラインで記者会見したマークスは、「長い道のりでした。スピアーズでのプレーが何よりの楽しみです」と語った。準備不足が心配されるが、来日前に走り込み、合流後すぐに動けるように準備してきたとのことで、「(チームに貢献する)自信はある」と力強かった。いずれにしてもリザーブからのスタートだが、世界屈指のボールキャリー、ジャッカルで試合の流れを変えられる選手だけに、マークスが登場する前に勝利の可能性のある点差でいることがスピアーズにとって重要だ。

両チームは、昨年のトップリーグのプレーオフトーナメント準々決勝で対戦し、スピアーズが23-21で競り勝っている。スピアーズSOフォーリーが前半29分に危険なタックルでレッドカードを受け、14人になりながら勝ち切った戦いは、見る者を感動させた。今回先発するフォーリーにとっては特別な思いがあるだろう。一方、スティーラーズにとっては忘れられない敗戦だ。その悔しさを抱いて、キックオフ直後から闘志あふれるプレーを見せるだろう。元オーストラリア代表とフォーリーと、元ニュージーランド代表のクルーデンというSO対決など、楽しみなマッチアップも多い。

また、この試合ではスピアーズが特別に赤いストッキングを着用する。火山の噴火による被害を受けているトンガに寄り添う気持ちを表すためだ。トンガ出身の選手は両チームにいるが、特にスピアーズには、PRオペティ・ヘル、FLトゥパ・フィナウ、CTBテアウパ シオネほか、トンガ出身選手が多い。チームサイドからマネージメントサイドに提案があり、急きょ赤いストッキングを発注したという。さまざまな思いが幾重にも重なる戦いに、ぜひご注目を。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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