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ラグビー コラム 2022年1月13日

明治大学、準優勝で飯沼組の挑戦が終わる。選手コメントで振り返る帝京大学戦。ラグビー全国大学選手権決勝

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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最後まで劣勢に立たされたスクラム

このまま流れに乗りたかった明大。しかし、スクラムで劣勢が続く。フロントローを交代し、勝機を見出そうとするも流れは変えられず。「いい解決策が出ず、ずっと同じスクラムを組んでしまった」(右PR/プロップ大賀宗志・営3=報徳学園)。26分に追加点奪われ、21点差とされる。

それでも明大は諦めない。「試合に出られないメンバーの思いも背負って最後まで明治のラグビーをやり切ろう」(SH/スクラムハーフ飯沼蓮・営4=日川)。35分、敵陣ゴール前でペナルティを得るとFWがリスタート。「取らないといけない場面だった」(福田陸)。

何度もFWで押し込みフェーズを重ね、最後は福田陸が意地のグラウンディング。しかし、反撃もここまで、14-27でノーサイド。「帝京大のアタックに圧倒されてしまった」(FB/フルバック雲山弘貴・政経4=報徳学園)。

悲願の大学日本一へ、あと一歩届かなかった。ただ、対抗戦3位、年越しも危うかったチームが天理大学、早稲田大学にリベンジを果たし決勝まで勝ち進んだ。「つらいことを経験して乗り越えたからこそ、ここまでこられた」(飯沼)。

敗北の悔しさがチームを大きく成長させ準優勝という結果に結び付いた。「シンプルなこと凡事徹底をしていけば、いいチームになるので後輩にはそれを引き継いでほしい」(飯沼)。スター選手がいなくても勝てる、新たな明大の色を今年度の4年生が見せてくれた。

「プレーでも精神面でもチームを引っ張って、勝ちにこだわるチームで来年こそは大学日本一になりたい」(左WTB石田吉平・文3=常翔学園)。果たして来年度はどんなチームを見せてくれるのか。そして悲願の大学日本一へ。来年度に向けた戦いはすでに始まっている。

文:牛嶋淳太郎/写真:内山嶺、田中佑太(明大スポーツ新聞部)

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明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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