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ラグビー コラム 2021年11月9日

【ハイライト動画あり】明治大学、昨年敗れた慶應義塾大学に勝ち開幕5連勝。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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先制トライを挙げた伊藤

ラグビー関東大学対抗戦。11月3日(水)第5節が行われた。明治大学の相手は昨年度の対抗戦で敗れている宿敵・慶應義塾大学

昨年度は慶大の強烈なタックルに苦しめられた。そこでこの試合ではその反省を生かし、キックを多く用いて敵陣に入ることを重視。「敵陣に入る戦い方をしっかり準備できた」(SH/スクラムハーフ・飯沼蓮主将・営4=日川)。その結果、序盤から立て続けにトライを奪取し46-17で快勝。難敵相手に優位に試合を進めた。

試合は前半4分、マイボールラインアウトを起点に展開すると、SO(スタンドオフ)伊藤耕太郎(商2=国学院栃木)がパスダミーで相手をかわしグラウンディング。「落ち着いて前を見られた」(伊藤)。その後、左CTB(センター)廣瀬雄也(商2=東福岡)がPG(ペナルティーゴール)を決め序盤で10点差をつける。

いい流れで迎えた21分。相手のハイパントキックをFB(フルバック)雲山弘貴(政経4=報徳学園)がキャッチできずトライを許してしまう。それでも24分に廣瀬と、右CTB江藤良(文4=報徳学園)のセンターコンビで突破すると最後はサポートに入った右WTB(ウイング)秋濱悠太(商1=桐蔭学園)がトライ。さらに35分にも伊藤が再び突破すると、最後は左WTB石田吉平(文3=常翔学園)がインゴールに飛び込み前半を24-5で折り返す。

後半に入っても勢いは衰えない。開始早々PGを決めると8分にはゴール前のラックから飯沼が仕掛け、タイミングよく走り込んできた石田にパスしグラウンディング。「この練習をしてきたので決まって良かった」(石田)。

22分にもこの2人のコンビネーションでトライ。石田はハットトリックを達成する。さらに終了間際には齊藤誉哉(文3=桐生一)がディフェンスを引き付けると、最後は石田がこの日4つ目のトライ。明大が難敵に相手にトライを量産し46-17で見事対抗戦5連勝を飾った。

POMに選出された福田陸

この試合のPOM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)は右FL(フランカー)福田陸人(法4=国学院栃木)。「ブレークダウンやターンオーバーを結構したのでそこが良かった」(福田陸)。この試合、FW(フォワード)陣のトライこそなかったものの献身的なディフェンスやボールの争奪、安定したスクラムが明大ペースで試合が進んだ要因となった

ラグビー 関東大学対抗戦2021

【ハイライト】慶應義塾大学 vs. 明治大学

昨年度慶大戦の反省を勝利につなげた。昨年度敗北を喫した要因の1つは攻撃のオプションが少なかったこと。「昨年はアタックがうまくいかずにキックに切り替えたが、そのオプションを持っていなくてパニックになってしまった」(飯沼)。

予想以上に鋭い慶大のタックルに対抗するすべを持っていなかった昨年度。その反省を生かし今年度は相手をより研究し、きちんと戦術を準備した。この入念な準備の成果が今試合の快勝につながった。

次戦の相手は強力なFW陣を要する帝京大学。早稲田大学戦ではスクラムで圧倒し、早大戦で3年ぶりの勝利を手にした。明大としてはFW陣がセットプレーで負けないこと、さらには突破力のある選手たちを前で止める粘り強いディフェンスが重要になってくる。

「相手の強みであるフィジカルでこっちも引かずにバトルすることが大事」(NO8/ナンバーエイト大石康太・商4=国学院久我山)。昨年度同様フィジカルバトルを制し、勝利を手にすることができるか。勝てば対抗戦3連覇に近づく大一番は11月20日(土)、秩父宮ラグビー場でキックオフを迎える。

文:牛嶋淳太郎/写真:田中佑太(明大スポーツ新聞部)

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明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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