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ラグビー コラム 2021年7月6日

ラグビー日本代表、遠征総括会見。ライオンズ戦、アイルランド戦での収穫と課題

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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もう1つ、現在、ラグビー日本代表が直面しているのが、日本代表に準ずるレベルにある選手の強化、育成だ。サンウルブズのスーパーラグビーへの参戦はなくなり、U20日本代表、ジュニア・ジャパンも稼働していない。

藤井NTDは「今回のスコッドに外れた選手、ちょっといいなという選手を、代表の次のクラスで国際レベルの試合を経験させたい。サンウルブズがなくなってしまったので、若い選手に経験をどう積ませるか悩んでいる」。

「23歳くらいまでの選手をどんどん海外でプレーさせたり、トップリーグで1チーム作って、(海外の)大会やトップリーグに出したりしていかないと、(若手の中で)見たい選手が自分たちのやりたいラグビーの中でとできるか見られない。今まで連携はなかったといえばなかったので、U20も含めて、(日本)代表の中でやりたい」と見通しを語った。

いずれにせよ新生ラグビー日本代表にとって、今回の遠征は2023年ワールドカップに向けていいスタートになったと同時に、収穫もあり課題も出た、いい遠征になったことは間違いない。

日本代表選手たちは身体を休めて8月末から再合流の予定。今回遠征に連れて行った36名よりも多い選手を招集する予定で、4月に発表した日本代表候補選手以外からも呼ぶ可能性もあるという。

遠征に行ったメンバーで、体脂肪やフィットネスの数字が規定に達している選手は少し休ませつつ、9月中旬からは全員で合宿を行うという。また、秋のシリーズでは国内で練習試合を含めて2試合、海外では11月20日のスコットランドの代表戦など3試合の計5試合の予定だ。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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