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ラグビー コラム 2021年7月6日

ラグビー日本代表、遠征総括会見。ライオンズ戦、アイルランド戦での収穫と課題

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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「新人に関しては、サンウルブズ戦でちょっと良くて『これくらいやるだろう』という選手がいて、ライオンズ戦では齋藤も良かったですし、少し層が厚くなったことは、今回の遠征でよかった」と話した。

また、試合を重ねるごとにパフォーマンスが上がったキャプテンFL(フランカー)リーチ マイケル、絶対的な司令塔であるSO(スタンドオフ)田村優の2人のベテランに関して聞かれて、藤井NTDは「(リーチは)リーダーの仕事を少し減らし、もう少しラグビー集中させたらパフォーマンスがよくなった。彼にとって一番パフォーマンスが出るポジションにしていきたい」。

「田村はビッグゲームプレイヤーなので、相手が強くなればなるほどいいパフォーマンスを出す。また、日本には彼に並ぶ選手がいないのが、彼が出続けている条件です」と変わらぬ信頼を寄せていた。

ただ、アイルランド代表戦で、セットプレーを起点にモメンタム(勢い)を作られてしまい、トライを奪われたことは大きな反省点だったという。

「モメンタムで前にいかれた時はきつかった。後ろから走り込んでくる選手に単純に前に出られて、ゲインラインを切られた。早くセットして前に出るのか、テクニックの部分で補うのかはコーチ陣が考えることです」。

試合内容だけでなく、アウェイの環境面での問題もあった。スコットランドに到着して練習に行くと、そこはラグビーポールもないグラウンドだったという。

藤井NTDは「負けられないという雰囲気もあったし、オールブラックスだったら、絶対に使わないようなグラウンドだった。(そういった対応は)ラグビー協会の仕事かもしれないが、まだまだ世界と渡り合えているところまでいっていない」と実感したという。

また、サインプレーも気をつけていたが、ほとんどがばれて丸裸にされていたそうで「(交渉の部分では)まだまだティア2レベルで、アウェイでは、日本全体で戦わないと1勝するのは難しい」と正直に吐露した。

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