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ラグビー コラム 2021年7月6日

新たな布陣がどう機能するかに注目。B&Iライオンズのツアー2戦目はシャークスと激突

ラグビーレポート by 直江 光信
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HBはSHガレス・デーヴィスとSOダン・ビガーのウェールズコンビで、強靭なフィジカルを誇るバンディ・アキ(アイルランド)と、多彩な能力を誇る万能BKエリオット・デイリー(イングランド)がCTBを組む。バックスリーはジャパン戦でトライを挙げたWTBドゥーハン・ファンデルメルヴァ(スコットランド)に、群を抜く決定力を誇るWTBアンソニー・ワトソン(イングランド)、FBリーアム・ウィリアムズ(ウェールズ)という構成だ。

過去2戦で先発経験があるのはLOヘンダーソン、SOビガー、WTBファンデルメルヴァ、CTBアキ、FBウィリアムズの5人(いずれもジャパン戦)。4日前のシグマ・ライオンズ戦はベンチからの出場だったPRヴニポラ、HOカーワン=ディッキー、PRファーガソン、LOヘンダーソン、NO8シモンズ、SHデーヴィス、CTBアキ、CTBデイリーが今回はスタートで登場する。リザーブ8人中6人はジャパン戦出場組で、シグマ・ライオンズ戦から連戦となるのは22番のFBスチュアート・ホッグと23番のCTBクリス・ハリスの2人だ。

対するシャークスは、過去にスーパーラグビーで4回の準優勝、伝統の国内選手権カリーカップで8回の優勝を誇る南アフリカ有数の強豪クラブだ。今年5~6月に開催されたPRO14レインボーカップSA2021では3勝3敗の3位という結果だったが、スーパーラグビー2020では中断となった第7節終了時点で6勝1敗の首位に立っており、その後10月から11月にかけて行われたスーパーラグビー国内大会(アンロックト)は4勝1分1敗で1位ブルズと勝ち点差4の3位。2020-2021シーズンのカリーカップはリーグ戦3位からプレーオフ決勝に進出し、ブルズと延長戦にもつれ込む激闘を演じている(最終的には19-26で敗れ準優勝)。

シャークススターティングメンバー

現在はB&Iライオンズとのテストシリーズに向け召集された南アフリカ代表スコッド(全46名)に、キャプテンのFLシヤ・コリシをはじめ1チームから最多となる9名(PRトーマス・デュトイ、PRオクス・ンチェ、SHサネレ・ノハンバ、CTBルカンヨ・アム、WTB/FBアペレレ・ファシ、WTBマカゾレ・マピンピ、WTBシブシソ・ンコシ、WTBヤウ・ペンケ)を輩出しており、戦力的にベストとはいえないのは事実だ。もっともチームにはポテンシャルを秘めた逸材がひしめいており、彼らにとってこの一戦は実力を世界にアピールする絶好の機会ともいえる。ヘッドコーチのショーン・エヴェリットはかつてシャークスのユースチームを10年間指導し、若い選手の潜在力を引き出す手腕に定評があるだけに、果敢なチャレンジでB&Iライオンズに対抗することを期待したい。

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