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ラグビー コラム 2021年5月10日

【ハイライト動画あり】クボタが歴史創った!50分間を14人でしのぎチーム初の4強到達

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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【ハイライト】クボタ vs. 神戸製鋼|トップリーグ 2021 プレーオフ準々決勝

「14人でも上手く戦えました。フォワードが頑張ってくれました。基本的にやることは変わりませんでした。ハードワークする必要があるとはみんな分かっていました」

ここから攻勢に転じたい神戸製鋼だったが、攻撃で精彩を欠いた。

連携ミス、キックミスなどが相次ぎ、クボタの上半身に絡みつくチョークタックルもあり、得意のオフロードパスもなりをひそめた。

モメンタム(勢い)を生み出せないまま時間が過ぎていったが、前半39分にようやく初得点。

ラインアウトから順目にフェーズを重ね、FLトム・フランクリン共同主将の細かいパスから突破が生まれ、サポートしたSOヘイデン・パーカーがトライ(ゴール)。10点差(7-17)に詰め寄って後半へ向かった。

ハーフタイムで、クボタの指揮官であるフラン・ルディケHC(ヘッドコーチ)は手短に要点を伝えたという。

「(14人になったが)大ごとではありませんでした。ボールコントロール、ワークレートの部分だけを伝えて、あとは立川たちがコントロールしてくれました」(クボタ・ルディケHC)

クボタは粘り強くボールを保持した。LOルアン・ボタは愚直にボールを運び、HOマルコム・マークスは力強くゲイン。FLトゥパフィナウもエリア外側で再三突破を見せた。

谷口和洋(クボタ)

この日先発スクラムハーフとして難しいゲームコントロールに挑んだのは谷口和洋。試合2日前までメンバー外だったが、先発予定だった井上大介の体調不良により(新型コロナのPCR検査は陰性)、今シーズン初のスタメンを飾った。

クボタではノンメンバーを「ボルツ」と呼ぶ。ここまでリーグ公式戦ではボルツだった谷口だが、急遽やってきたチャンスに対応し、巧みにボールを運んだ。

「谷口は長いプレシーズンでしっかり準備をして、このチャンスがきました。急遽入った試合でもしっかりパフォーマンスを出していました」(クボタCTB立川キャプテン)

すると、巧みにボールを保持するクボタに対し、神戸製鋼は反則を連発。後半2、4、6分にラック周りで3連続のペナルティ。神戸製鋼の後半のペナルティは「11」を数えた(クボタは後半反則ゼロ)。

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