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ラグビー コラム 2021年4月19日

【ハイライト動画あり】一時15点差!トップチャレンジで飛躍の清水建設が、トップリーグチーム相手に奮闘。日野は後半猛攻で逆転

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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1点差(14-15)に詰めた日野だが、清水建設は前半38分、キックチェイス時の反対エリアを再三攻略。FBバンワイクの突破からサポートしたSOエイプリルが後半38分、左隅にフィニッシュし、清水建設が6点リード(20-14)で後半へ。番狂わせのムードが高まった。

竹澤正祥(日野)

ただ後半は日野のワンサイドゲーム。TLチームの地力を見せて6連続トライを奪った。

「後半は細かい部分の精度を上げようと話をしました」とは、前半負傷しながら約70分間プレーしたSHプル共同主将だ。

「ボールキャリー、ブレイクダウンのクリーンもハードにしよう、と。また前半はキックの正確性がなかったので、そこも改善しようと話しました」

日野は後半2分のSOクリップスのトライで1点差(19-20)に詰めると、同7、12分にWTB竹澤が連続トライ。

その後もFWのラインアウトモールなどを起点に2連続トライを奪い、最後はLOモリがNO8ラトゥのサポートを受けて後半6トライ目。

FW勝負で確実にゲインしながら後半に6連続トライを奪い、最終的には28点差(48-20)で快勝した。

前半をリードしながら後半失速した清水建設。

大隈隆明監督は「前半は良いラグビーができましたが、後半は日野さんの激しいプレッシャーでミスが増えてしまい得点ができず、悔しい結果になりました」。しかし一方で、近鉄でもプレーした指揮官は「チームにとって良い経験になりました」と手応えも口にした。

またこの日、十八番のタックルで会場を湧かせていた清水建設のFL高橋は「清水建設に入って初めての試合。ミスもあり足りない部分があったので、成長して来シーズンを迎えたい」と今後の抱負を語った。 

そして勝利した日野の箕内拓郎HC(ヘッドコーチ)は「後半のパフォーマンスには満足していますが、前半は不十分でした。ここは修正したいところ」と語り、次戦のトヨタ自動車戦までの改善を期していた。

J SPORTS 放送情報

ノックアウト制の1回戦に勝利した日野の次戦は4月25日(日)。東京・秩父宮ラグビー場で、レッドカンファレンス2位だったトヨタ自動車と対戦する。

いよいよトップリーグの上位陣も登場するプレーオフ2回戦。どんな激闘が繰り広げられるのか、期待と緊張は増すばかりだ。

文:多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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