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いよいよ、20チームによる一発勝負のプレーオフトーナメントが始まった。4月17日(土)18日(日)、トップリーグの各カファレンスの7~8位と、トップチャレンジ上位4チームによる1回戦4試合が行われた。
近鉄が2回戦進出
どの試合もクロスゲームとなったが3試合はトップリーグチームが意地を見せて勝利し、トップチャレンジからは近鉄ライナーズのみが2回戦に進出した。
18日(日)、東京・秩父宮ラグビー場では宗像サニックスブルース(レッドカンファレンス8位)と近鉄ライナーズ(トップチャレンジ2位)が対戦した。
試合序盤は拮抗した状態だったが、11分、宗像サニックスFW(フォワード)陣が縦にボールをつないでHO(フッカー)王鏡聞がトライ。7-0と先制する。近鉄もすぐに反撃、18分、ボールを動かしてFL(フランカー)テビタ ツポウがトライ。
さらに攻撃の手を緩めない近鉄はモールを起点にSOクウェイド・クーパー、NO8ロロ・ファカオシレアがトライを挙げ、17-7とリードする。だが、宗像サニックスもゴール前でFWが粘り、PR(プロップ)佐々木駿がグラウンディング。14-17と3点差に追い上げて前半を終えた。
後半4分、いきなり試合が動く。相手を持ち上げる危険なタックルで近鉄NO8ファカオシレアがレットカードで一発退場。数的有利となった宗像サニックのペースとなるかと思われたが、近鉄はFW陣のハードワークとSH(スクラムハーフ)ウィル・ゲニアのキックで上手く敵陣でのプレータイムを増やす。12分にはゴールまで粘りLO(ロック)マイケル・ストーバーグがねじ込んで24-14とする。
宗像サニックスもゴール前のスクラムでペナルティを得て、クイックタップから途中出場のFL鶴岡怜志がトライを挙げ、21-24と再び3点差に追い上げる。33分、近鉄はSHゲニアの裏へのキックをWTB片岡涼亮がキャッチし、そのままトライ。ゴールも決まって10点差とし、そのまま31-21でノーサイドを迎えた。
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