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ラグビー コラム 2021年4月12日

【ハイライト動画あり】最終節を飾るにふさわしい激闘は、ラストプレーの劇的な逆転トライで神戸製鋼がNTTドコモに勝利。

ラグビーレポート by 直江 光信
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【ハイライト】NTTドコモ vs. 神戸製鋼|トップリーグ 2021 第7節

アーロン・クルーデン(神戸製鋼)

直後のキックオフでNTTドコモにエラーが出るや神戸製鋼は一気に攻め立て、この日NO8に入ったグラント・ハッティングが長い手を伸ばしてトライを挙げ逆転。一方NTTドコモも23分に巧みなラインアタックからFBトム・マーシャルがゴールラインを超え、ふたたび先行する。28分にはSOバンクスがまたも長いPGを通し、26-19に。しかし神戸製鋼は30分、辛抱強く攻撃を継続してプレッシャーをかけ続け、交代出場のSOアーロン・クルーデンのゴロパントからFB山中亮平がトライ。ゴールも決まって同点に追いつく。

それでもNTTドコモの闘志は衰えない。力を振り絞ったアタックでペナルティを獲得し、34分にSOバンクスがPGを成功。29-26とすると、残り2分を切ったところで神戸製鋼のエラーからボールを確保し、敵陣でキープに入る。

これで決まりか。違った。79分19秒、ラックでオーバーに入った選手が倒れ込みを取られ、神戸製鋼が敵陣でマイボールラインアウトのチャンスをつかむ。

ホーンが鳴った後の、文字通り伸るか反るかの最終局面。神戸製鋼はBKまで加わったモールでペナルティを得ると、ふたたびタッチに蹴り出してFW勝負を挑む。そして82分45秒、モール脇を判断よく突いたHO松岡賢太がインゴールにダイブ。劇的な幕切れで、神戸製鋼が逆転勝利を収めた。

リーグ戦の最終節を飾るにふさわしい熱闘となった、2018シーズンの王者・神戸製鋼と今季旋風を巻き起こしたNTTドコモの激突。思い通りの展開に持ち込めない中で最後の最後に意地を見せた神戸製鋼はさすがだった。そして持てる力をすべて出し尽くし、白星に肉薄したNTTドコモの奮闘もまた、立派だった。

昨年の同カードは97-0で神戸製鋼が勝利。1年後、スコアはわずか2点にまで縮まった。NTTドコモのヨハン・アッカーマンヘッドコーチ、ゲームキャプテンを務めたSHペレナラはいずれも「選手たちをとても誇りに思う」と語り、昨年のゲームにも出場していたSOバンクスは、「勝てると思ったし、負けたのは悔しいけれど、試合が終わった瞬間、こんなにもチームが変わったことを実感して、涙が出そうだった」と感無量の表情を浮かべた。

文:直江 光信

直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

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