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ラグビー コラム 2021年3月29日

サントリー、クボタ、パナソニック、神戸製鋼が全勝を守る。トップリーグ第5節振り返り

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ハットトリックの福岡堅樹

パナソニック無傷のまま5連勝で勝ち点を24と伸ばし首位をキープした。NECは5連敗で勝ち点は1のままで最下位から浮上することはできなかった。

大阪・花園ラグビー場では、前節今季初勝利をあげた日野レッドドルフィンズと、3勝1敗で3位につけるNTTドコモレッドハリケーンズが激突した。試合開始直後の前半2分、NTTドコモはパスでワイドに展開し、最後はWTBマカゾレ・マピンピが快足を飛ばし先制トライ。

だが、日野も強みのセットピースで応戦。11分、ラインアウトからモールで押し込み最後はNO8ニリ・ラトゥがトライ。さらに18分、相手のパスミスからボールを奪い返して、WTB竹澤正祥がトライ。逆転に成功した。

一方、NTTドコモはFB(フルバック)高野祥太がランでゲインしSHのTJ・ペレナラがトライを挙げ、15-12と点差を縮めて前半を終えた。後半は、互いに攻めきれずに時間は進み、19分に後半から入ったSO東郷太朗丸のPGで日野が3点を追加し18-12とした。

だが、NTTドコモはWTB茂野洸気がトライを挙げ、ゴールも決まり19-18と再びリードする。しかし、日野もスクラムからチャンスを作り、キックパスからCTB川井太貴がトライ。25-19とまたゲームをひっくり返す。

それでも粘るNTTドコモが33分、FWで敵陣ゴール前までボールを運び、最後はHOフランコ・マレーが飛び込んだ。SO川向のゴールも決まってNTTドコモが再度逆転に成功。これを守り切って、NTTドコモが26-25と逃げ切った。MOMにはNTTドコモのWTBマピンピが選出された。

接戦を制したドコモは4勝1敗の勝ち点16となり、パナソニック、神戸製鋼の2強を追って3位をキープした。日野は今季初の連勝とはならず、7点差以内でボーナスポイント1を獲得して勝点を5とした。

ホワイトカンファレンスもレッドカンファレンス同様に、パナソニックと神戸製鋼が開幕から5連勝を飾り、首位争いを繰り広げている。次節、直接対決を迎える。

◆ホワイトカンファレンス 第5節結果

●リコー(勝ち点7) 28-31 キヤノン(9)○ MOM:田村優
●ヤマハ発動機(11) 22-53 神戸製鋼(23)○ MOM:アタアタ・モエアキオラ
○パナソニック(24) 62-5 NEC(1)● MOM:福岡堅樹
●日野(5) 25-26 NTTドコモ(16)○ MOM:マカゾレ・マピンピ

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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