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今大会7トライをあげたLO青木
さらに相手キックオフのボールを継続して、LO青木が縦に抜け出しチャンスを形成。11フェイズ目、LO青木のオフロードパスを受けたWTB今野がトライを挙げ、22-10とリードを広げる。
そこから桐蔭学園は、11分にPGを決めた後、18分、相手がミスしたボールを継続。オフロードパスを3本つないで、最後はSH伊藤が左中間にトライを挙げ、ゴールも決まり、32-10として勝負を決めた。
30分、京都成章も意地を見せて、相手陣22mライン付近のラックからSH西村建哉(2年)、FB辻野、SO大島、LO本橋とつないで、本橋が右端に飛び込む意地のトライで追い上げを見せたが、試合はそのまま、32-15でノーサイド。
京都成章LO本橋
桐蔭学園は2大会連続3回目、神奈川県勢としては6度目の優勝を飾った。なお、連覇は第89回~91回に3連覇を達成した東福岡(福岡)以来となる9校目、東日本勢としては第73回、74回で優勝した相模台工業(現・神奈川総合産業)以来となる。
初の決勝進出ながら随所に持ち味を見せた京都成章の湯浅泰正監督は「楽しかったですね。子どもたちがしっかりと成章のアタックとディフェンスをやり切ってくれた。満足しています。感謝したい」。
「今季、(コロナ禍でも)子どもたちがよくやってくれた。新しい歴史を作ってくれました。今大会、6試合花園で戦わせていただいて、勉強になったことがたくさんあった。それを持って帰って次の2年生、1年生とまた構築していけたら」と先を見据えた。
初の決勝進出、準優勝の京都成章
連覇を達成した桐蔭学園の藤原秀之監督は「厳しいゲームになることは戦前から予想していました。少しでも、1センチでも前に出ると言うことをテーマに挙げていたので、彼らができていたのがよかった」。
「今大会は、3年生を全員連れて来ることができませんでした。今日も応援歌の映像をもらって最後ロッカールームで見て、それが力になった。ここ(連覇)まで来ることを私は想定していなかったので、本当に選手たちが努力した、強かったんだと思います」と振り返った。
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