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ラグビー コラム 2020年12月21日

【ハイライト動画あり】帝京大学、東海大学との接戦を制し2大会ぶりの準決勝進出。ラグビー全国大学選手権

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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試合終了間際、逆転勝利を狙って東海大学は連続攻撃をしかけるも、帝京大学のディフェンスの集中力が途切れることなく、最後は東海大学のノックオンを誘って、そのままノーサイド、帝京大学が激闘を制して14-8で逃げ切った。

帝京大学が振り切りベスト4進出

惜しくも勝つことができなかった東海大学の木村季由監督は、「リーグ戦の中で培ってきたものを、今日の試合に全て出し切る思いの中で、全員1つになって臨みました。80分間の中で我々の思いを切らすことなくプレーすることができましたけれども、ちょっとしたところでミスが起きたりしました」と敗因を語った。

ただ、指揮官は「最後まで勇敢に戦ってくれた学生たちを本当に誇りに思いますし、負けはしましたが、私にとっては大切な試合になりました」と選手たちを労った。

キャプテンのNO8吉田は、「まず、大学選手権開催にむけてご尽力いただきました皆様に感謝申し上げたい。本当に多くの方のおかげで今の自分たちがいると思います」と周囲に感謝を述べた。

そして、「結果として負けてしまいましたが、何か1つでも伝えることができればと思いますし、自分たちがやってきたことは間違っていなかったんだということは胸を張っていうことができます。僕のこの4年間でベストゲームだと思います」と続けた。

接戦を制した帝京大学の岩出雅之監督は、「一進一退のゲームでしたが、学生なりに一生懸命タックルに行っていたと思いますし、少ないチャンスをしっかりとスコアにつなげていって勝利することができた。粘り強さもありましたが、まだまだ甘いミスもありました。もっと成長していきたい」と勝利に安堵しながらも、準決勝に向けて気を引き締めていた。

ゲームキャプテンを務めた副将FB奥村は、「同志社大学さんの分もしっかり背負って試合をしようと臨みました。この試合までにしっかり準備してきたタックル、ペナルティをしない、それを貫くことができたのが勝因かなと思います」と胸を張った。

2大会ぶりに準決勝へ駒を進めた帝京大学は、2021年1月2日(土)、東京・秩父宮ラグビー場でディフェンディングチャンピオンの早稲田大学(関東大学対抗戦2位)と対戦する。帝京大学にとっては対抗戦で負けている相手だけに、リベンジに向けて気合いが入る試合となるはずだ。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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