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ラグビー コラム 2020年12月7日

日本のスクラムをリードする男 具智元にとっての最後のトップリーグ

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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――ファーストステージ、セカンドステージでプレーオフ進出チームを決める大会方式についてはどう思いますか。
「どんなシステムでも、勝ち続けないとプレーオフには行けません。やることは同じです」

――具選手の個人的な目標を教えてください。
「これまでトップリーグを戦ってきて、スクラムにムラがあったので、今回は全試合いい感じでスクラムを組みたいです。スクラムでいいボールを出せば、みんないい攻撃ができるし、大きな責任を持って準備したいです。また、ワークレートも高くしたいですね、チームとしては、ベスト8以上を目標に、みんな頑張っています」

――2021年6月に日本代表がブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズと試合することになりました。聞いたときはどんな気持ちでしたか。
「日本代表の試合がいつあるか分からなくて、不安だったのですが、それを聞いて安心したし、大きなモチベーションになっています。ライオンズは、強い4チーム(イングランド、アイルランド、ウエールズ、スコットランド)の一流選手が集まるチームですから、楽しみで仕方がないです。トップリーグのパフォーマンスが悪ければ選ばれないので、しっかり準備しないといけないです」

――ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
「昨季はたくさんのファンの皆さんが来てくださったのに中断になってしまい、選手たちも残念がっています。この間も、みんなでいい準備してハードワークして、頑張ってきたので、楽しいラグビーを見せられるように頑張っていきたいと思います。これからも応援をよろしくお願いします」

いつも通りの優しい笑顔で質問に答えてくれた具選手は、一つ一つの質問に真摯に答えてくれた。髪型も変わり洗練されたように見えるが、ラグビーに対する情熱は変わらず、スクラムの質を高める探究心はさらに高まっている。具選手がスクラム最前列でチームを引っ張るHondaHEATの戦いも楽しみだ。

文:村上晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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